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【全文】浅田真央さん引退会見「次の人生はケーキ屋さんかな」

ホウドウキョク 4/12(水) 12:36配信

みなさん、こんにちは浅田真央です。お集まりいただき本当にありがとうございます。2日前にホームページで発表しましたが、あらためてご報告いたします。

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私、浅田真央は選手生活を終える決断をしました。長い選手生活でしたが、たくさん山がありました。でも、たくさんの山を乗り越えられたのも支えくださった皆様や、たくさんのファンの方の応援があったからだと思います。

きょうは感謝の気持ちを皆さんにお伝えできればと思いこのような場を設けさせていただきました。本日はよろしくお願いいたします。

きょうこの場に入ってきた時に、これだけの沢山の方がいらしてくれたので、私自身びっくりしたのですが、今はおちついてきました。

発表してからは本当にたくさんの方が連絡をくださったんですが、みなさん本当にお疲れ様と声をかけてくれたので、私自身も「はー、なんか選手生活が終わるんだなぁ」と言う気持ちになりました。

少し前ですけど、家族や友達に報告しました。みんな「お疲れさま」、「よくがんばったね」と言ってくれました。

私は復帰してからいい形でスタートできたんですけど、そこから練習をするにつれて、試合に出るにつれて、いまのスケート界の時代はすごいので、私自身付いていけるのかなと強く思ったり、気持ちや体で復帰前より辛いことが増えました。なんとか1シーズンはのりきれたんですが、なんとかなんとかがんばろうとやってきました。最後の全日本選手権で、もういいんじゃないかなという風に思いました。

自分が復帰してからずっと掲げてきたピョンチャン五輪を目指していたので、言ってしまったこととの葛藤はありました。
本当に全日本が終わってすべて結果が出た時にもう終わったんだなと思いました。日が経つにつれて自分が言ったことは最後までやり通してきたので、ここまで伸びてしまいました。

ソチ五輪が終わってから最高の形で終わったのですが、気持ちとしてもまだまだやれると思ったので復帰しました。挑戦してみて、気持ちも体も自分の気力ももう全部出し切ったので、挑戦して何も悔いはないです。
最後になるのかなと言うのはソチのあと程ではなかったですが、自分らしかったかなと思います。

――スケートを始めた時のことを覚えている?

ヘルメットをかぶってスキーウエアを着てひじあてをしていたのは写真が残っているので覚えています。

――辛かったのは?

そんなになくて、この道を選んだのも自分ですし、自分で臨んだ道なので、つらいと思ったことはありません。

バンクーバーは19歳だったんですが、10台で若くて、気が強くて、気持ちだけで乗り越えてきたなと言う感じがします。

ソチオリンピックはショートが残念な結果だったので、すごくつらい仕事だったのですが、フリーで最高の演技を終えることができたので、そういう気持ちからバンクーバーからソチへ4分間に注ぎ込めたと思います。

今後の人生においてもいい経験や思い出だったと思います。

――印象に残っている大会?

2回世界選手権で金メダルを取った時はすべてオリンピックの後だったので、オリンピックの口惜しさを貼らせた大会だったと思うのですが、最後の世界選手権が最後と思って臨んだので、スケート人生をすべてプログラムにぶつけた試合だったので、最後の世界選手権が一番思い出が強い試合でした。

――一番思い出に残っている演技は?

難しいですね。ひとつというのは難しくて。やっぱり、ソチのフリーかなと思います。気持ちがすごい今までの試合以上にちょっと落ち込んでいたり辛かったりした部分もあるのですが、あれだけの演技ができたことが、それがソチ五輪だったことが一番よかったのかなと思います。

――山田コーチについて

マチコ先生は、小さい時に始動を受けていたのですがスケートの楽しさや挑戦する楽しさを教えてくれました。スケートだけじゃなくて色々なことを教えてくれた先生です。

――佐藤コーチについて

佐藤コーチは大人になってから指導を受けたのですが、自分の意思も強いので、先生といろいろ話し合いをする機会も多くて、自分の話をしっかり聞いてくれて、静かに見守ってくれる先生でした。

ソチ五輪のシーズンで世界選手権を終えて、自分が選手を終えていたら自分もまだできていたんじゃないかなと思っていたと思います。自分でチャレンジして出した結果なので、今は何もやり残したことはないので、そういう意味でもう一度チャレンジすることができて良かったなと思います。

――今後は?

まずもうすぐ夏にあるのがアイスショーなので、そこでまた選手生活を終えて皆さんの前で滑るので、いい演技を目指してがんばりたいなと思います。
今までスケートにお世話になりました。どんな形でもフィギュアに恩返しができる活動はしたいなと思います。

――具体的なのはこれから?

はい、そうです。

引退された大先輩の方をはじめ、私も引退をすることになったのですが、スケート界を引っ張ってこれたかなと思います。若い選手がどんどん出てきているので、若いパワーでフィギュア界を引っ張っていってほしいと思います。

――フィギュアはどんな存在?

存在…うーん、どんな存在ですかね。難しいですけど。一言でいうと、人生かなと思います。

――いま自分をほめたい部分は?

私結構あきてしまうことが多いんですけど、はまってしまったらそれにはまってしまうんですが、すぐに飽きちゃう性格で、スケートは5歳から続けて来られたので、長い間すごいね、続けてきたねと言いたいです。

私のすべてがスケート中心の生活だったので、本当に私の人生です。

――ファンへメッセージを。

たくさんのファンの方が応援してくださって、長い間よいときも悪い時も応援してくださったので、それがすごく励みになりましたしパワーになりました。ありがとうございました。

――アスリートなら迎える引退の日。イメージと比べてどう?

発表するまで自分の中で実感はなかったのですが、ここに座って、今までを振り返りながらしゃべっていると、引退するんだなと言う気持ちはわいてきますね。

――さみしい?ほっとしている?

気持ちは晴れやかな気持ちです。

――スケート靴を履かない生活。どう?

私は1月から4月までは、スケート靴をもたず滑らずにずっといました。でも7月にショーがあるのでもう滑り始めます。

――やり残したことは何かない?

本当に決断するにあたって本当に悩みました。やり残したことはなんだろうと思うことがなかったので、本当にすべてやりつくしたんじゃないかなと思います。

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最終更新:4/12(水) 13:25

ホウドウキョク