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「彫刻を復興の象徴に」 兵庫の作者が八戸市に作品寄贈

デーリー東北新聞社 4/12(水) 10:54配信

 東日本大震災からの復興への願いを込めた彫刻作品「しなやかに のびやかに」が11日、制作した彫刻家の牛尾啓三さん(65)=兵庫県在住=から八戸市に寄贈された。牛尾さんは同日、設置場所の同市水産科学館マリエント駐車場で開かれた除幕式に出席、「長く地域に愛され、復興の象徴になれば」と思いを語った。

 寄贈は、芸術文化の交流や震災の復興支援をテーマに、昨年5月に兵庫県加西市で開かれた「5大陸国際彫刻シンポジウム」の一環。

 開催を呼び掛けた牛尾さんや米国など4カ国の計5人の彫刻家が、シンポジウムの期間中に1基ずつ制作。八戸市のほか、岩手県宮古市に3基、宮城県山元町に1基が近日中に設置される。

 八戸市に寄贈された作品は石製で高さ約1・8メートル。牛尾さんによると、社会や街、子どもが一歩ずつ柔軟に成長し、発展していく様を表したという。

 式では、小林眞市長が牛尾さんに感謝状を贈り、「訪れた人が震災を忘れず、心を癒やす物になる」と謝意を示した。

デーリー東北新聞社

最終更新:4/12(水) 11:58

デーリー東北新聞社