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福井県産アユ200万匹体制に 稚魚育成施設が完成、釣り人聖地に磨き

福井新聞ONLINE 4/12(水) 17:59配信

 九頭竜川中部漁協が福井県永平寺町飯島に建設していたアユ、サクラマス(ヤマメ)の中間育成施設が完成し11日、式典が行われた。アユ、サクラマスを同時に育成できる施設は県内では初めて。アユは50万匹を育てる能力があり、県産アユの出荷は県内水面総合センター(福井市)、越前市の中間育成施設と合わせ計200万匹体制となった。

 施設は鉄骨平屋建て1021平方メートル。屋内外に大小の水槽計8基を備え、井戸水を使ってアユ、サクラマスを中間育成する。総工費は2億3800万円。

 アユは県内水面総合センターで天然アユから採卵、人工授精させた後、県栽培漁業センター(小浜市)に移しふ化。0・5グラム程度に育った稚魚を中間育成施設に移送し8~12グラム程度に育て放流する。サクラマスの稚魚は池田町の民間施設から仕入れる。

 施設では、アユを試験的に20万匹飼育中で、来年度に50万匹に引き上げる計画。サクラマスは7万5千匹を中間育成する。

 式典には漁協関係者ら80人が出席。同漁協の吉田廣秀組合長は「この施設により県産アユが増え、大勢の釣り客が訪れ、にぎわいにつながる」とあいさつした。

福井新聞社

最終更新:4/12(水) 19:10

福井新聞ONLINE