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秩父ウイスキー世界一 ベンチャーウイスキー社長に初の市民栄誉賞

埼玉新聞 4/12(水) 10:30配信

 ウイスキーブランド「イチローズモルト」で知られる埼玉県秩父市みどりが丘のベンチャーウイスキーの肥土伊知郎社長(51)と吉川由美ブランドアンバサダー(35)が11日、秩父市役所を訪れ、ウイスキー品評会で世界最高賞を受賞したことを久喜邦康市長に報告した。世界一となった功績で、同市出身の肥土社長には市で初の市民栄誉賞も贈られた。

 英国のウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」が主催する世界で最も権威のあるウイスキー品評会「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2017」のシングルカスクシングルモルトウイスキー部門で、同社の「イチローズモルト 秩父ウイスキー祭2017」が世界最高賞を初受賞。同品評会は世界から550銘柄がエントリーした。

 同部門は一つのたる(カスク)からのみ瓶詰めしたシングルモルトの味を競う。受賞したウイスキーは、秩父蒸留所のシングルモルトをシェリーたるで6年熟成させたもの。2月19日に市内で開催された「第4回秩父ウイスキー祭」を記念し、同祭実行委員らと共にこの原酒だるに投票で決めてボトリングした。発売した293本は既に完売している。

 肥土社長と吉川ブランドアンバサダーは受賞盾とトロフィーを持参し、自然豊かな秩父で育まれたウイスキーが世界一になったことを久喜市長に報告。肥土社長は秩父の寒暖差でウイスキーがおいしく熟成するとし、「これまでの伝統的なウイスキーの造り方は間違っていなかった。これからは10年物や20年物、夢である30年物のウイスキーを造っていきたい」と話していた。

最終更新:4/12(水) 10:30

埼玉新聞