ここから本文です

【F1マシン分析】開発を加速させるレッドブル。中国に持ち込んだ新しいターニングベインを

motorsport.com 日本版 4/12(水) 13:00配信

 レッドブルは厳しい開幕戦を過ごした後、中国GPに挑んだ。このレースで彼らは3位と4位でフィニッシュ。フェラーリのキミ・ライコネンとメルセデスのバルテリ・ボッタスを上回った。

【写真】中国GPを走ったレッドブルRB13(フェルスタッペン車)

 彼らのマシンは、特にスーパーソフトタイヤを装着した際、高いパフォーマンスを発揮したように思える。中でもマックス・フェルスタッペンは、予選を満足に走ることができなかったため、新品のスーパーソフトタイヤを決勝に温存。そのメリットをいかんなく発揮した。

 レッドブルは、少なくとも中国GPの際には、新しいリヤサスペンションをテストしていたことが分かっている。彼らは、所謂”トリックサスペンション”が空力効果を高めるために使われていると指摘されたため、開幕戦に持ち込む仕様を急遽変更せねばならなかった。今回テストされたものは、その対抗策としての”新仕様”サスペンションであると理解することができる。

 またレッドブルは、新しいターニングベインも中国GPに持ち込んでいた(メイン画像のモノ)。メルボルンまでは、一見して3枚の縦板で構成されているように見えるものの、フットプレートで繋げられた”ひとつ”のターニングベインが、左右に取り付けられていた。しかし中国に持ち込まれたモノは、もっとも前方にある1枚を独立させ、地面と平行になった箇所にスリットを入れている。この変化は、表面における作動幅を広げるために行われたと考えられる。

 中国GPの決勝で、リカルドはフェルスタッペンよりも僅かに”ウエット対策”に振ったセッティングを選んでいた。しかし彼は、フロントタイヤからよりパフォーマンスを引き出すために、2回目のピットストップでフロントウイングの調整を行ったという。
 また、外見上はその差はほとんどないものの、リカルドは濡れた路面に合わせ、リヤウイングのダウンフォース量も僅かに高めていたようだ。

Matt Somerfield, Giorgio Piola

最終更新:4/12(水) 13:00

motorsport.com 日本版