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【F1】必死の投資家探し実らず解散のマノー。チーム資産の競売が5月に決定

4/12(水) 13:10配信

motorsport.com 日本版

 今年1月、資金難によりマノーの親会社であるジャスト・レーシング・サービスが管財人の管理下に入った。F1参戦が絶望視される中、最後の最後まで諦めず投資家と交渉を続けていたマノーだったが、3月に入ってオーナーのスティーブン・フィッツパトリックがFIAにエントリーの取り下げを通知、マノーF1チームの消滅が確定した。

【写真】競売にかけられるマノーの風洞実験モデル。解散の決定直前まで開発が行われていたことがわかる。

 管財人は、債権者への返済資金を調達するため、チームの資産をオークションにかけることを決定、競売人のゴードン・ブラザーズがこれを取り仕切ることになった。

 オークションには風洞モデル2台やステアリングホイール5つ、2つのポップアップトレーラーや、ホスピタリティ用のトレーラーの他、何千点ものアイテムが出品される予定だ。

 フロントウイングやリヤウイング、エンジンカバーやサイドポッド、ホイールなどを含めた、全競売品は今月末から入札が可能になり、5月16日に入札が締め切られる。

 管財人は、チームを復活させるため約50の団体から興味が寄せられたと主張しており、motorsport.comの調べではマノー関連の3社(ジャスト・レーシング・サービス、ジャスト・レーシング、マノー・グランプリ)へのオファーも実際にあったとみられる。

 しかし、契約は合意には至らず。管財人によれば、いずれの団体も「会社を弁済可能な状態に戻すことができる、十分な資金提供を行うことができなかった」としている。

 投資家が見つからず、2月分の給与を支払う予算がなかったため、従業員150人が解雇された。チームを救うため、中国の投資家が手を差し伸べるという噂もあったが、その希望も3月の初めに消え去ってしまった。

Lawrence Barretto