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Base Ball Bear ニューアルバム『光源』は「3人で前向きに制作」

4/12(水) 20:04配信

TOKYO FM+

Base Ball Bearが、4月11日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。パーソナリティのとーやま校長とあしざわ教頭が、4月12日リリースのニューアルバム『光源』について聞きました。

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とーやま校長「今の3人体制になって初のアルバムってことですよね。全8曲がめっちゃカッコいいんですけど、3人になったっていうのはでかいんですか?」

小出(Vo.Gt)「もちろんそうですよね。今までは“4人でやりきる”っていうのがルールでもあったし、縛りでもあったんですよ。その中で何をやるかっていうのを常に考えてきてたんだけど、今回はそれが青天の霹靂で全部振り払われちゃったから、“じゃあもう何でもいいや”っていうところから始めたんです。そういう意味では、結構リラックスして始まってますね。試行錯誤はあったけど、“何かいいやつを作りたい”みたいな感じです」

とーやま校長「関根先生はどういうお気持ちですか?」

関根(Ba,Cho)「同じような感じですね。3人だけでギュっと縛りを作ってやるっていうのもアリかもしれないけど、3人になったことでより広がっていこうというような前向きな制作だったんです」

とーやま校長「8曲の中に、すごくそれが出てますよね」

小出「本当は9曲目も作ってたんですよ。その曲も悪いわけじゃなくて面白かったんですけどね。これ以上足しちゃうと8曲のエッセンスがバラけるということで、このアイディアを詰め込んだ8曲に絞ったんです。聴かせすぎっていうのも、それはそれで作品にとってはよくない。本当はもっと饒舌に語りたいんだけど、想像力にアクセスするために、あえて切っていくという感じです」

とーやま校長「『すべては君のせいで』は、一足先に初オンエアで聴かせていただきました。ギターのカッティングで、もう一本のギターがないところでも、その隙間にもちゃんと音が流れているように聴こえたんです。言葉も演奏も、より深いところへ行っていますね」

小出「曲を表現する上では、たくさん音を入れてしっかり説明しきるっていうのもひとつの手なんです。だけどあえて抜いて、聴き手の人の想像力にアクセスするっていうのも演奏のひとつだと思うんですよ。だから、鳴ってないのにそういうのが聴こえる気がするっていうのを、こっちは逆に利用するというか。僕らは人数が減ったからこそ、そういう演奏やアレンジの仕方にもアプローチしていきたいと思っていました。それで今回は試行錯誤しましたけど、そういうものがありましたね」

とーやま校長「聴いたことがない音も増えてるじゃないですか。『Low way』には、ブラスっぽい音もシンセも入ってますよね。それはどういうところから音を足していくことにしたんですか?」

小出「最初に自分たちでデモを作るじゃないですか。データで堀之内さんのドラムをもらって関根さんのベースをもらって、それで僕がギターを足して、曲を組み立てていく。その中で、“今回は3人になって初めてだし、そういうのも入れてみようかな”っていう軽い気持ちで入れてみたら、“あ、いいね”って」

堀之内(Dr,Cho)「こいちゃんが作って入れてくれたんですよ」

小出「ちょっといたずら心です」

とーやま校長「『SHINE』のギターソロもすごくないですか?」

小出「これは深夜に録ってたから、もう頭がおかしくなってたんですよ」

とーやま校長「この曲も他の曲も、“あれ? 今ジェフ・ベックが弾いてるんじゃないか?”みたいな感じがするんです」

あしざわ教頭「わかる!」

小出「あのね、小出さんうまいんですよ。弾けちゃうんですよ」

堀之内「お前が自分で言うな!」

とーやま校長「『光源』にはいろんな気持ちが入ってるじゃないですか。10代のみんなのど真ん中の気持ちとか、大人になった俺がそこにもう一度帰れる曲もある」

あしざわ教頭「そうですね。聴いてて、“時間”が詰まってる感じがしましたよね」

小出「実は、今回のアルバムの最大のテーマが“時間”なんですよ。青春っていうのを窓口にして時間に触りたいというか、僕らが絶対触れないものが時間だと思っています。色んな神様がいますけど、僕は時間が神様かなって最近思っているんですよ。時間は解決してくれるし、だけど全部奪い去っても行く。でも、そこに対して僕らはアプロ―チできないんですよ。だから積極的に今をがんばるしかないけど、それすら状況が良くなるか悪くなるか、そこまでは影響してないっていうイメージですね」

とーやま校長「2曲目の『逆バタフライ・エフェクト』では、そういうことを歌ってますよね」

小出「まさにそういう曲です」
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Base Ball Bearは、6月から全国ツアー『Base Ball Bear Tour「光源」』がスタートします。詳細はオフィシャルサイト(http://www.baseballbear.com/)でご確認ください。

最終更新:4/12(水) 20:04
TOKYO FM+