ここから本文です

余震断層に「イチョウの苗木」植樹 いわき・井戸沢断層を後世に

福島民友新聞 4/12(水) 11:07配信

 東日本大震災から1カ月後の2011(平成23)年4月11日に、いわき市などを襲った震度6弱の余震から11日で丸6年を迎えた。余震による土砂崩れで4人が亡くなった同市田人町の住民は、余震で出現した「井戸沢断層」を後世に伝えようと、断層が現れている同市田人町石住地区の現地にイチョウの苗木を植樹し、余震の記憶を後世に伝え続けることを誓った。
 植樹は断層の保存活動の一環として2013(平成25)年に始まり、今回で5回目。毎年4月11日に植樹し、断層約14キロを結ぶことを目標としている。
 参加者は余震が発生した午後5時16分に全員で黙とうをささげた。植樹を主催する田人地域振興協議会の蛭田秀美会長(66)が「余震の日もきょうと同じ雨だった。いつまた災害が起こっても対応できる心構えが必要」とあいさつ。参加者が協力してイチョウの苗木を植えたほか、余震の発生日時が刻まれた石柱や断層の案内板も設置した。

福島民友新聞

最終更新:4/12(水) 11:07

福島民友新聞