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【FIA-F4】岡山第2戦:笹原との一騎打ち制した角田裕毅「スタートがバッチリうまく決まった」

motorsport.com 日本版 4/12(水) 18:50配信

 4月9日(日)、岡山国際サーキットでFIA-F4第2戦の決勝が行われ、角田裕毅(SRS/コチラレーシング)が、第1戦で優勝した笹原右京(HFDP/SRS/コチラレーシング)とのマッチレースを制して優勝を果たした。

【写真】FIA-F4第2戦岡山のスタートシーン。カーナンバー8が角田裕毅、6が笹原右京

 前日に行われた第1戦は、ところどころ路面にウエットパッチが残るものの、ドライコンディションで行われたが、第2戦は夜間にサーキットに降った雨の影響でウエットレースとなった。

 第1戦と同じく前年FIA-F4チャンピオンの宮田莉朋(FTRSスカラシップF4)がポールポジション、笹原が2番グリッドについた。

 スタートは笹原の方が良く宮田の前に立った。しかし、3番グリッドの角田がさらに素晴らしいスタートを決め、イン側に笹原、アウトに角田の2台横並びで1コーナーに突入。2コーナーでイン側になった角田がトップに立った。

 角田は「コンディションは僕的に問題なかったので、自信を持っていきました。昨日(第1戦)はスタートうまくいっていなかったので、今日はうまくいってよかったです」とスタートについてコメントした。

 角田と笹原は他のマシンと比べてペースが良く、後続を引き離していき、優勝争いはこの2台に絞られた。

 最大のパッシングポイントであるバックストレートを含むコース前半で速い角田に対して、コース後半でアドバンテージがある笹原。2台はテール・トゥ・ノーズの状態で最後までバトルを展開したが、角田は一度もポジションを譲ることなく、トップでチェッカーを受けた。

「笹原選手の後ろのことは考えられなくて、すごくプレッシャーもかけられている中で僕がどう耐えていくか。とにかくミスがないように走りました。僕はセクター1が速くて、セクター2と3で追いつかれても、コーナーが多いし幅も狭いので抜かれることはないかなと、冷静にいきました」とレースを振り返った角田。

 対して笹原は「ウエットだったので、ホイールスピンに気をつけながらそこそこ良いスタートが切れたかなと思ったんですけど、角田選手の方がすごい良いスタートを決めていたのでちょっとつらかったですね」とレースについて語った。

「普段とはちょっと違うセッティングで挑んだ結果、自分はトラクションがなかなかかからなくて、セクター1の高速コーナー辺りがちょっとつらかったです。逆に最終セクターはラインを見つけたおかげで速くて、1周回るとそこまでペースが(角田選手と)変わらないという、なかなか難しいレースでした」

 このふたりによるマッチレースがこの先のシーズンも続いていくのか、それとも今回ポールポジションを獲得しながら優勝を逃した、前年FIA-F4チャンピオンの宮田が巻き返してくるのか。才能溢れる若きレーサーたちの戦いに注目だ。

松本和己

最終更新:4/12(水) 18:50

motorsport.com 日本版