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常磐神社や海と大地の家など6点選出 千葉県建築文化賞・優秀賞

4/12(水) 12:20配信

千葉日報オンライン

 第23回千葉県建築文化賞・一般建築物部門の優秀賞に「常磐(ときわ)神社」(船橋市)など3点、住宅部門の優秀賞に「海と大地の家ジオグラフィックハウス」(銚子市)など3点が選ばれた。表彰式で高橋渡副知事は「いずれも県の魅力を高める素晴らしい作品。地域で親しまれ、まちづくりに寄与することを期待する」とたたえた。

 同賞は1994年度、優れた建築物を表彰し、快適なまちづくりを推進するため創設。今回は98点の応募があり、書類選考や現地調査を経て各賞が決まった。

 常磐神社は船橋大神宮内にあり、社殿が老朽化していたため新たに建て替えた。漆塗りの極彩色の外観が特徴だ。審査委員長の北原理雄千葉大名誉教授は「宮大工や漆職人の技術を結集した工芸品のような建築で、文化の継承面でも高く評価した」と講評した。

 式を終え、設計を担当した社寺建築研究所の東進氏は「伝統建築は昔からの手法を守っていかざるを得ない。そこに新しい工法を加味して現代にどう生かすかが重要。これからの伝統建築に目を向けてほしい」と語った。

 海と大地の家は犬吠埼と君ケ浜を望む岬に立ち、自然環境との融合を目指した点が評価された。

 他の受賞作品は以下の通り(最優秀賞は該当なし)。

 一般建築物部門優秀賞=新柏クリニック(柏市)、キッコーマンアリーナ(流山市)▽同入賞=鋸南町都市交流施設・道の駅保田小学校(鋸南町)、暁星国際流山小学校(流山市)▽住宅部門優秀賞=松戸の家(松戸市)、上総喜望の郷おむかいさん(木更津市)▽同入賞=いつも日なた、いつも日かげの家(いすみ市)