ここから本文です

日ハム栗山監督が“秘策”実行で連敗脱出 新たな勝利の方程式「考えていた」

4/12(水) 23:48配信

Full-Count

3年目石川を8回登板で初ホールド、被弾も「勝った状態でつなげた」

 日本ハムの石川直也投手が12日、ソフトバンク戦(札幌ドーム)で今季初ホールドを挙げた。2点リードの8回に登板。先頭の柳田にソロ本塁打、続く内川に右前打を許したものの、後続をきっちり打ち取り、9回の増井浩俊投手につないだ。今季売り出し中の3年目右腕が、勝利の方程式の仲間入りを果たした。

2005年~2016年の各球団ドラフト指名選手一覧

「緊張しました。ホームランを打たれので反省しなくちゃいけない」と言いながらも「勝った状態でつなげたことは良かった」と石川直はうなずいた。

 柳田に打たれたのはカウント2-2から148キロの直球。「自分の中ではフォークもあるかなと、ちょっと迷いがあった中で投げてしまった。次はしっかり納得して投げたいです」と冷静に振り返る。原因ははっきりしていただけに引きずることなく、その後は自分の投球を心がけた。

 昨季までわずか1試合登板だったが、191センチの長身から投げ下ろすキレのある直球と落差の大きなフォークを武器に頭角を表してきた。今季初めて開幕1軍入りし、ここまで5試合に登板。5回を1安打1失点と結果を残し、白羽の矢が立った。

吉井コーチと栗山監督も評価、「1軍はいいバッターばかりなので楽しい」

 吉井理人投手コーチは「オープン戦からどんな場面でも淡々と投げられていた。慎重だけど、いざとなればいける。ピッチャーにとっていいものを持っている」とリリーフとしての適性を高く評価。栗山英樹監督も「(守護神を務めていた)マーティンがいなくなってから考えていた」と明かす。温めてきたプランをソフトバンク相手のしびれる場面で実行した。

 見事に首脳陣の期待に応えた右腕は「監督と黒木コーチからは“いい場面でどんどん使っていくから”と言われ、嬉しい気持ちでした。1軍はいいバッターばかりなので楽しい。でも、慎重に投げる必要もあると思います」と初々しい言葉を発した。「これからもしっかり抑えて、後ろに回していければ」と日本ハムの生命線である勝利の方程式の一員を担う覚悟をしっかり示した。

石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa

最終更新:4/13(木) 1:29
Full-Count