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ロケ地を周遊して 綾瀬市、撮影場所を紹介するパンフ作製や案内看板設置へ

4/12(水) 11:03配信

カナロコ by 神奈川新聞

 綾瀬市は映画やテレビドラマのロケを誘致し、市の魅力PRに取り組んでいる。本年度中に撮影場所を紹介するパンフレットを作製し、新たな取り組みとして案内看板を市内6カ所に設置する予定。市は「市内に観光名所がないが、ロケ地としての知名度をアップさせ、観光客に来てもらえるようにしたい」としている。

 数多くの映像作品に登場しているのは市役所本庁舎で、市内の公園も撮影場所としての人気が高い。市内では2016年度末までに、映画「エイトレンジャー2」、テレビドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」、「コウノドリ」など85作品が撮影された。

 作品のファンにロケ地を周遊してもらおうと、設置を予定する案内板には作品名を記載し、市内各所に配置する計画だ。本年度中に作製するパンフレットは約3万部の発行を予定。ロケ地だけではなく、案内板の設置箇所も紹介する。

 市は昨年度、第1弾のパンフレットを作製し、7作品の撮影場所を紹介した。市内を巡りながら味わってもらおうと、市内産の豚肉を使ったご当地グルメ「あやせとんすきメンチ」もPRした。

 今年2月、撮影地となった市役所を巡るツアーを市などでつくる組織が企画し、50人の参加者枠に80人が応募するほどの人気となった。市はロケ地としての効果が徐々に表れてきていると期待する。

 市は15年に策定した「素敵(すてき)なあやせ観光まちづくりプラン」で年間観光客数の目標に20年度17万人、24年度25万3千人を掲げる。15年の年間観光客数は約11万1千人で、近年微増傾向という。

 市商業観光課は「(ロケ地としてのPRを)観光客増に向けた追い風にしたい」としている。