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「スカジャン割」人気 発祥地・横須賀

4/12(水) 15:10配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横須賀発祥のファッションアイテム「スカジャン」を着用していると、地元店舗で割引などのサービスが受けられるキャンペーン「スカジャン割」の人気が急上昇している。昨年の利用者は20人ほどだったが、今年2~3月に行われた第2弾は少なくとも10倍の約200人を上回ったとみられる。主催者は「観光客が減り始める秋ごろには、再び実施したい」と意気込んでいる。

 スカジャンは、戦後の横須賀に駐留した米兵が自分のジャケットに和柄の刺しゅうを入れたのが始まり。近年、世界的ファッションショーのパリ・コレクションで登場するなど注目を集めている。

 発祥地として観光客を呼び込もうと、市や京浜急行電鉄などでつくる横須賀集客促進実行委員会がスカジャン割を企画。市内約40カ所の飲食店や物販店、観光施設などが参加した今回は、市の女性職員3人がスカジャンを着てオリジナル曲を歌って踊る動画をインターネット上で公開したり、期間中に観光案内所でスカジャンを無料でレンタルしたりとPRに力を入れてきた。

 動画の視聴回数は約4500回に上り、市担当者は「自治体のPR動画としては多い数」と反響は大きかったと評価。レンタル利用者は約160人を数え、北海道など遠方からの観光客もいた。レンタルすれば決して安価ではないスカジャンを購入する必要がなくなるため、キャンペーンを気軽に利用できるようになり、「地元民になったようでうれしい」などの声が寄せられたという。

 スカジャン割利用者の総数をまとめてはいないが、割引利用者とレンタル利用者を対象とした景品応募者だけで約200人。応募していない利用者もいるとみられ、総数はさらに多いと見込まれる。

 利用者の急増について、市担当者は「スカジャンがメディアで取り上げられることが多くなり、海外発のブームが日本に浸透してきたからではないか」と分析。「観光客が購入しやすい雑貨の販売店を対象にするなど、さらなる利用増を図りたい」と話している。

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