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応援弁士や合同演説会で市議選候補と連携 富山市長選

4/12(水) 1:05配信

北日本新聞

 16日投開票の富山市長選に立候補した現職の森雅志氏(64)=無所属、3期、旧市1期、吉作=と、新人で団体職員の高野善久氏(65)=無所属、水落=は、どちらも市議選の候補者と連携した運動を展開している。応援弁士を務めたり、演説会を合同で開いたりするなど、ダブル選による相乗効果で集票増を狙っている。

 「良い政治家になると思っている。しっかり応援してほしい」。10日夜、市西部の公民館で開かれた市議選候補者の個人演説会。森氏は応援弁士として駆け付け、候補者の人柄などを紹介した。

 3期12年に及ぶ市政運営の成果をアピールすることも忘れず、「私も選挙をしておりますので、併せてお願いします」。拍手に包まれながら退場し、次の会場へ急いだ。

 森氏は自民、公明、民進の3党と県民社協会から推薦を受けた。14日までの6日間、3党1団体の公認・推薦候補33人の個人演説会などに足を運び、応援演説をすることになっている。郊外では農業の活性化を説き、市街地では新たな育児サービスを紹介するなど、地域によって演説内容を変えて熱弁を振るう。

 連日、夕方から6カ所程度を回る慌ただしさだが、「市民と対話できる貴重な機会。できる限り政策を説明する場を増やしたい」と語る。

 一方、高野氏は、推薦を受けた共産党の市議選候補者4人と、それぞれ合同で演説会を開いている。同党は高野氏を擁立した「市民が主人公の富山市政をつくる会」の構成団体でもあり、一体となって運動に取り組んでいる。

 合同演説会は、選挙戦初日から1日2回のペースで実施している。11日は富山駅前と市北部の公民館で開催した。富山駅前には高野氏と市議選の候補者全員が集まり、同党の小池晃書記局長も応援に駆け付けた。

 激しい雨の降る中、高野氏は森氏が進めてきた「コンパクトシティー政策」の見直しなどを主張。「共産党の4人と共に、私も富山市のために働かせてください」と声を張り上げた。小池氏も「高野さんをよろしくお願いします」と呼び掛けた。

 高野氏は「共同で政策を訴えることでより多くの人にアピールし、保守層にも支持を広げていきたい」と話した。

北日本新聞社

最終更新:4/12(水) 9:01
北日本新聞