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浅田真央、昨夏に被災熊本を訪問 500人と会話

日刊スポーツ 4/12(水) 10:05配信

 まもなく発生1年を迎える熊本地震の被災地で、震度7の激震を2度受けた益城町の総合体育館に昨年8月、フィギュアスケートの元世界女王、浅田真央選手(26=中京大)はプライベートで駆けつけていた。10日の引退表明から一夜明けた11日、ボランティアセンター長だったYMCA熊本の秋寄光輝さん(44)は「避難所が本当に明るくなった」と当時を振り返った。

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 報道陣もおらず、浅田は自身を含め3人だけで訪れた。菓子や日用品などの支援物資をワンボックス車いっぱいに詰めてやってきた。「400~500人いた」という避難者1人ひとりと会話し、写真を撮り、サインした。隣接する避難所も回った。滞在30分ほどの予定が、気付けば1時間を超えていたという。「優しい人柄が出ていました。芸能人の方が来られるとマネジャーさんがガードすることもありますが、浅田さんはそんなことは全くなかった」。

 秋寄さんも被災者だ。同県合志市で震度6強を受け半月、車で寝泊まりした。「当時4歳の娘が怖くて建物に入ることすらトラウマになった」。被災者ながら避難所の責任者を務めていた中で、浅田の慰問。「みんなが盛り上がりました。引退は残念ですが、ご本人が十分考えてお決めになったこと。ありがとうございました」と感謝しきりだった。【三須一紀】

最終更新:4/12(水) 11:04

日刊スポーツ