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増加する富裕層向け、大和ハウスが高級木造邸宅-人口減少で新戦略

Bloomberg 4/12(水) 16:02配信

住宅最大手の大和ハウス工業は富裕層をターゲットとした最高級木造戸建て事業を開始する。人口減少で国内住宅市場が縮小する中、高級住宅を増やすことで住宅事業での収益を確保する狙いだ。

大和ハウス工業の林直樹執行役員は12日、都内で会見し「住宅着工件数が伸びる状況でない中、1棟当たりの単価を上げていかなければならない」と述べた。これまで手薄だった高級住宅を増やすことで住宅事業全体の規模拡大につなげるとしている。世帯年収4000万円程度の40ー50歳代、さらにその上の富裕層を対象として、年間50棟を初年度の受注目標としている。東京の田園調布や成城、松濤、関西の芦屋などで注文住宅として事業を展開する。芦屋のモデル邸宅の価格は9000万円台。

クレディ・スイスがまとめた「2016年度グローバル・ウェルス・レポート」によると、日本のミリオネア(資産総額100万ドル超の富裕層)の人数は16年は282万6000人で、前年比73万8000人増と、世界で最も高い伸びを示した。米国は28万3000人増の1355万4000人だった。

Katsuyo Kuwako

最終更新:4/12(水) 16:02

Bloomberg