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安全と思われる金融商品のリスクを再確認 年利5%実現に重要なこととは?

4/17(月) 15:40配信 有料

THE PAGE

 貯蓄であろうが投資であろうが、金融商品を保有すれば、必ずリスクが伴います。人は歩くだけでも、滑ったり、石につまずいたり、風に飛ばされたり、車にひかれたり、雷が落ちたりなど、多くのリスクが潜んでいます。誰もがそのようなリスクは認識し、必要に応じ、それぞれに対し注意を払います。投資も同じで、どのようなリスク特性があるかを理解すれば、それに備えることができます。

 前回は、投資に関する主要リスクについて解説しました。顕在している主要リスク11種類を指摘しました。銀行預金でも、気が付かない金利リスクと信用リスクが存在します。もしインフレになれば、ゼロ金利は大きなリスクにさらされます。日本経済バブルが弾けた後、銀行預金は国の救済を受けたから安泰であったのに過ぎません。以降、国民の不安を除く目的で、銀行預金は預金保険機構により、一行当たり1000万円まで保証されるようになりました。それでも100%安全とは言えません。

 今回は具体例を挙げて、リスクを語りましょう。(解説:あおぞら証券顧問 伊藤武)


  元本返済が当然と思われる「債券投資」に潜むリスク

 債券投資で、基本的に元本返済が当然とされる投資でさえ、前回取り上げた11のリスク要因全部の影響を受けていることがわかります。

 イタリア10年国債を例として挙げてみます。信用格付はBBBであり、投資適格債券で債務不履行の可能性は低いとされています。しかし、リーマン・ショック以降、利回りは一時7%まで上昇し、その後1.1%まで下がり、現在の利回りは約2.3%で推移しています。金融危機以前は信用格付がAA格付であったのが、BBBまで下ってしまいました。タイミング・市場・金利・信用・為替リスクそれぞれが複合し、一応安心な投資と思われる、イタリア10年国債価格は100の元本価格に対して、過去6年間で、約50%の価格変動が生じています。
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最終更新:4/18(火) 12:49
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