ここから本文です

カマシ・ワシントンがヤング・タークスと契約、EPを夏に発表へ アルバムも準備中

bmr.jp 4/13(木) 21:20配信

カマシ・ワシントンがヤング・タークスと契約、EPを夏に発表へ アルバムも準備中

カマシ・ワシントンがヤング・タークスと契約、EPを夏に発表へ アルバムも準備中

LAジャズ・シーンを牽引するひとりであるジャズ・サックス奏者のカマシ・ワシントンが、ジ・エックスエックスやSBTRKT、FKAツイッグスらを擁する英気鋭レーベル Young Turksとグローバル契約を結んだことが発表された。

ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターらジャズの巨人から、チャカ・カーン、ローリン・ヒル、スヌープ・ドッグなどR&B~ヒップホップ畑でも活躍してきたカマシ・ワシントンは、2015年のグラミー賞で最多の5冠となったケンドリック・ラマー『To Pimp A Butterfly』への参加でも注目を集め、同じく『To Pimp A Butterfly』に参加しているテラス・マーティン、サンダーキャット、ロナルド・ブルーナー・ジュニアらとヤング・ジャズ・ジャイアンツとして活動していたほか、彼らを中心とする音楽集団ウェスト・コースト・ゲット・ダウンの面々の活躍もあって、LAジャズ・シーンを牽引する重要人物のひとりとなっている。

特に、フライング・ロータスのレーベル Brainfeederから発表されたカマシ・ワシントンの2015年作『The Epic』は、3枚組170分超えという大作であることもさることながら、そのソウルフルでスピリチュアルなジャズ・サウンドはPitchforkの年間ベストで10位、英Guardian紙の年間ベストで8位など様々なメディアで絶賛。ここ日本においても、2015年に行われた初のリーダー公演でその圧倒的なパフォーマンスを見せて大きな反響を巻き起こし、2016年には7月に〈FUJI ROCK FESTIVAL〉出演、12月に単独公演と2度に渡って来日するなど人気を呼んでいる。

そのカマシ・ワシントンが、ジ・エックスエックス、SBTRKT、FKAツイッグス、サンファといったエッジーな才能を抱える英レーベル Young Turksとグローバル契約を結んだことが発表された。今夏にEP『Harmony Of Difference』を発表する予定で、リード・シングルとして“Truth”が4月13日にYoung Turksから発売スタートしている。

14分近い“Truth”は、6章立てとなる『Harmony Of Difference』の最後を飾る曲で、A.G.ロハス監督によるミュージック・ビデオも公開。テラス・マーティン、サンダーキャット、ロナルド・ブルーナー・ジュニア、ライアン・ポーター、マイルズ・モズリー、キャメロン・グレイヴス、ブランドン・コールマンといったウェスト・コースト・ゲット・ダウン勢が今回も参加しているようだ。フルートで父リッキー・ワシントンも加わり、“Truth”のアートワークは、姉妹のアマニ・ワシントンが手がけている。ビデオに出てくる少年は、コンプトンのラッパー、ブギーの息子だという。

米Billboard誌のインタビューによれば、『The Epic』のツアー時にYoung Turksの面々と仲良くなり、A.G.を紹介してもらうなど非常に協力的だったこともあって、自然とYoung Turksと一緒にやることになっていったという。夏のリリースを予定しているという『Harmony Of Difference』は、音楽理論の対位法を念頭に置いたタイトルだが、トランプ政権発足後のアメリカにおいて、多様性というものの重要さを改めて訴える隠喩となっているという。「トランプのような人たちは、さも我々が他人を受け入れず、隔絶したがっているかのように思わせようと躍起だが、この国は昔からそういう国じゃなかった」、「この国を素晴らしい国にしていたのは多様性だ。他人と違うことだ。世界中のそれぞれ異なる人たちがひとつの場所に集まって、ひとつにまとまったことだ」、「お互いが違うという事実を受け入れるだけじゃなく、祝福して、その違う人たちがひとつになるということが美しいんだ」とカマシ・ワシントンは主張。そうした背景に、様々な人種が住むロサンジェルスで生まれ育ったことが影響していると語っている。

またカマシ・ワシントンは、すでにニュー・アルバムの制作にも取り掛かっており、「70%」出来上がっていると話している。

最終更新:4/13(木) 21:20

bmr.jp