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決定的な対立回避=シリアでは溝埋まらず―米ロ外相

時事通信 4/13(木) 5:25配信

 【モスクワ時事】ティラーソン米国務長官とロシアのラブロフ外相は12日、モスクワで会談し、対テロ戦の米ロ協調を確認するとともに、関係修復に向けた作業部会を設置することで一致した。

 米国のシリア攻撃で溝が深まった米ロは今回の外相会談で決定的な対立を回避したが、ロシアが後ろ盾となるシリアをめぐる見解の相違は埋まらなかった。

 会談後の共同記者会見で、ラブロフ外相は「国際テロとの妥協なき戦いを共に目指すことを確認した」と説明。米国のシリア攻撃を受け、ロシアが停止したシリア上空の米ロの偶発的衝突の回避措置について「再開準備をすることを(プーチン)大統領が確認した」と述べ、協調姿勢を見せた。

 一方、ティラーソン長官は「両国間の信頼は低い水準にある」と指摘し、「世界の核保有2大国がこのような関係であってはならない」と強調。米ロが抱える深刻な問題に取り組む前段として、「より小規模な問題」の解決に向け、作業部会の設置で合意したことを明らかにした。 

最終更新:4/13(木) 9:12

時事通信