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アスクル火災 配線ショートし防火扉作動せず

産経新聞 4/13(木) 7:55配信

 三芳町上富の通販会社「アスクル」物流倉庫火災で、一部の防火シャッターが正常に作動しなかったのは、火災の熱による配線のショートなどが原因とみられることが12日、分かった。総務省消防庁と国土交通省が同日開いた大規模倉庫の防火対策検討会で両省庁が明らかにした。

 検討会によると、空き段ボールなどを運ぶベルトコンベヤーも防火シャッターによる閉鎖を妨げており、回線や制御盤が耐熱仕様でなかったことなどが原因とみられるという。そのため、倉庫2、3階では全体の6割を超える約80カ所でシャッターが全く作動しないか、障害物に阻まれて正常に機能していなかった。

 検討会では、昨年11月の機器点検で23カ所の防火シャッターが障害物などが原因で閉まらないことが指摘されたにもかかわらず、今年2月の火災発生時に改善されていなかったことも指摘。また、従業員が行った初期消火では屋外消火栓のポンプが起動されておらず、十分な放水量を得られていなかった。

最終更新:4/13(木) 7:55

産経新聞