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【広島】新井、エルドとアベック連弾!球団40代選手では衣笠以来30年ぶり2打席連発

スポーツ報知 4/13(木) 5:12配信

◆巨人5―9広島(12日・東京ド―ム)

 広島が頼れる4番の仕事で連勝を9に伸ばした。2点を追う2回、新井が反撃の口火を切る2号ソロ。同点の3回には勝ち越しの3号3ランを運んだ。自身4年ぶり、球団の40代選手では1987年の衣笠祥雄以来となる2打席連発で、力投したドラフト3位ルーキー左腕・床田にプロ初勝利をプレゼント。エルドレッドも2打席連発し、2位・巨人に3ゲーム差をつけ、首位固めに成功した。

【写真】プロ初勝利を挙げたドラ3床田

 感触は十分だった。新井は豪快なフォロースルーの姿勢を保ったまま、打球の行方を確信した。同点の3回1死一、三塁。内海の甘く入った131キロを捉えた。白球はG党の悲鳴が響く中、右翼席へ。この試合2発目は、勝ち越しの3号3ラン。悠然とダイヤモンドを一周した。

 4月はまだ無敗。1分けを挟んで9連勝に導いた大ベテランは「しっかりと下半身で打てている。みんながつくってくれたチャンスだからね」と、逆方向への一発にニヤリ。2回の第1打席でも内海のカットボールを左翼席へ豪快に放り込み、2打席連発は阪神時代の2013年5月7日の巨人戦(東京D)以来。40代での連発は1987年6月14日の中日戦で記録した衣笠祥雄以来、球団史上2人目の快挙だ。

 前日(11日)は今季初めて休養のためスタメンから外れた。代わりにプロ初の4番に入った22歳の鈴木が3安打2打点。「オレがいつまでも4番を打っているようじゃダメでしょ」とは言いながらも、実はその座を譲る気はないのかもしれない。4番復帰で即、貫禄の働きに「そんな意識は全然ないよ。それよりも新人が投げた試合で打てたのが一番。ナイスピッチング。大したもんだよ」と初白星を飾った床田をたたえた。

 いくら元気な40歳とはいえ、体は正直だ。「ユニホームを着ている時は感じないけど、ふとした時に『もう40なんだな』って」。疲労が抜けない。朝、体を起こす時に、声を出し気合を入れないと立ち上がれないこともあるという。

 それでもベンチでは誰よりも声を出し、練習前のノックから手を抜かずにボールへ向かう。全力疾走は怠らない。「ずっとやってきたからね」。これで通算安打数は、孤高の天才打者と呼ばれた前田智徳の2119を抜いて阪神時代を含め2120に。新井が「超・天才打者」を襲名した。(角野 敬介)

最終更新:4/13(木) 11:42

スポーツ報知

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