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ドルト爆破事件に揺れる川崎 ACL韓国入りで半島情勢も憂慮

東スポWeb 4/13(木) 16:30配信

 ドイツ西部ドルトムントで11日、サッカー日本代表MF香川真司(28)が所属するドイツ1部リーグ・ドルトムントの選手が乗ったバス付近で3度の爆発があった事件で、ドイツ捜査当局は12日にイスラム系の人物2人の関係先を捜索し、男1人を拘束したと発表した。過激派組織「イスラム国」(IS)によるテロの可能性も指摘され、さらなる波紋を呼んでいる。

 日本サッカー界にも影響を及ぼし、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の川崎―広州恒大(中国)戦が行われた川崎市の等々力陸上競技場では川崎サポーターが、試合前に「親愛なるドルトムント、私たち川崎はともにある」とドイツ語の横断幕を掲げた。

 警備員の増員はしなかったが、川崎関係者は「警備員には見回りや人の出入りチェックなど、より注意を払って警備をするようにした」と説明。試合を視察した日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督(64)は「ひどい出来事だ。世界がおかしくなったとしか思えない。なぜ彼らがこういうことを行うのか。真司とも連絡を取って『大丈夫』だと言っていた」と沈痛な面持ちで語った。

 そんななか、もう一つ気がかりなのは北朝鮮情勢だ。外務省は、北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を繰り返していることで「韓国への滞在・渡航を予定している方、すでに滞在中の方は最新の情報に注意してください」などとした海外安全情報(スポット情報)を発表。川崎幹部は「うちは韓国での試合(25日、ACL1次リーグ水原戦)も残っている。クラブだけでなく、Jリーグとも話し合って対応を考えていかないといけない」と敏感に反応した。

 Jリーグ関係者は「情報を収集して対策を検討していきたい。より注意を払っていかなければいけない状況」。現段階ではただちに安全に影響を及ぼす状況ではないというが、日本サッカー界が北朝鮮情勢にも振り回されているのは確かだ。

最終更新:4/13(木) 16:30

東スポWeb

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