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郡山市長選候補者の横顔

産経新聞 4/13(木) 7:55配信

 16日に投開票される郡山市長選は、いずれも無所属で再選を目指す現職の品川万里氏(72)と、新人で元市議の浜津和子氏(63)=共産支持=による一騎打ちとなった。市街地の活性化や子育て支援などが争点となっている。両候補の横顔を紹介する(届け出順)。

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 □品川万里氏(72)無・現

 ■「市民総活躍」のまちづくりを

 第1子の保育料無料化・軽減や、塾と提携した「寺子屋」の実施など「必要性や効果をみると、取り得る最善策をやったと思う」と1期4年の実績を強調する。

 だが、郡山駅東口の再開発、幹線道の渋滞緩和、阿武隈川の治水対策と市が抱える問題は数多い。「まだ、道半ば」と、再選を目指す決意を固めた。

 将来を見据えて現在を考える「バックキャスト思考」が大切と説き、「市民総活躍」のまちづくりを掲げる。実現の鍵を握るのは「保育施設」の充実という。「男女共同参画、雇用対策、子供の社会性向上、保育と介護のダブルケア…。これらの円を重ねると、『保育施設』が共通のキー」と持論を展開する。

 地域をこまめに歩き、現場を見て、生の声を聞く、と心に決めている。「市民の叱咤(しった)激励は励みになる。私の職場は、庁舎ではなく、市内全域ですからね」

 哲学書を好み、毎晩、クラシック音楽を聴きながら眠りにつくという。

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 □浜津和子氏(63)無・新

 ■細やかな「女子力」市政に反映

 「今の市政は『将来ビジョン』がない。夢のある、活力みなぎるまちづくりを目指す」。女性ならではの視点、細やかな配慮や感性など「女子力」を市政に反映させると訴える。

 「郡山が生まれ変わる10のプロジェクト」を公約に掲げ、その最重要課題に「子供ファースト」を挙げ、小中学生の給食費無料の実施や保育士らの処遇改善に取り組むと強調する。

 約40年、市に勤務。初の女性部長を務めたほか、東日本大震災発生時は社会福祉課長として避難所設営などに奔走した。その後市議を務め、「この間、お互いを尊重して、一緒に働くチームを大切にしてきた。この経験は宝物」という。

 「安積疎水を完成させた郡山には、開拓者精神が受け継がれている。力を合わせれば、さらに発展は可能」と言い切る。

 趣味は、音楽鑑賞とクロスワードや数独などのパズル。「疲れていても、パズルをすると心が安まる」と笑う。

最終更新:4/13(木) 7:55

産経新聞