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【東都】中大・鍬原、独特シンカー「クワボール」で14K完封

スポーツ報知 4/13(木) 7:34配信

◆首都大学野球第2週第2日 東洋大0-3中大(12日・神宮)

 中大は今秋ドラフト候補の鍬原(くわはら)拓也投手(4年)が、7回無死一塁からの5連続を含む14奪三振、今季3登板で2度目の完封をマークし、東洋大に先勝した。国学院大は、プロ注目の山崎剛二塁手(4年)がリーグ戦初本塁打をマーク。最大3点差を追いつき、ドローに持ち込んだ。

 中大のエース・鍬原は、最速151キロの直球に、緩急をつけた2種のシンカーで東洋大打線から奪三振を量産した。「7回の三振は全部シンカー。最後も(捕手のサインに)首を振ってシンカーで」。開幕戦で初完封を挙げたばかりの右腕が、2勝目も完封で飾った。

 7人態勢で視察した巨人・岡崎スカウト部長は「ピンチでも狙って三振が取れる」、DeNA・吉田編成部長は「独特なシンカーはいい。昔(元阪神・江本孟紀の)エモボールっていうのがあったけど、あれはクワボール」と話すなど、評価はうなぎ登りだ。

 シンカーは、サイドスローだった中学時代に習得。ロッテ・石川ら使い手の動画も参考にする。女手一つで育ててくれた母・佐代子さん(47)への感謝の気持ちも忘れない。今季のグラブは母の好きな紫色で「親孝行」と刺しゅうも入れた。「プロ入りして楽をさせてあげたい」と笑顔を見せた。(青柳 明)

 ◆鍬原 拓也(くわはら・たくや)1996年3月26日、岡山県生まれ。21歳。3歳で奈良に転居し、小学3年から野球を始める。大正中では橿原磯城シニアに所属。北陸高(福井)では甲子園出場なし。中大では1年春からリーグ戦登板し、昨秋は7試合で3勝4敗、防御率3・77。リーグ戦通算31試合で7勝9敗、防御率3・40。175センチ、78キロ。右投右打。

最終更新:4/13(木) 7:34

スポーツ報知

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