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UEFAの決断はドルトムント選手の心情を無視…相次ぐ批判「僕らは動物ではない」

GOAL 4/13(木) 22:05配信

ボルシア・ドルトムントの選手たちは難しい一晩を過ごし、モナコと対戦した。最終的に試合に出る判断は選手自身が行ったようだ。しかし、UEFA(欧州サッカー連盟)の決断には批判が相次いでいる。

ドルトムントは11日にチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグでモナコと対戦する予定であった。しかし、試合会場へと向かう際に爆発事件に巻き込まれ、ゲームは翌日に延期された。12日に行われた試合でドルトムントは2-3の敗戦を喫している。

衝撃的な事件の後で、各選手が試合に出るかどうかは各々が判断したようだ。『ライニッシェン・ポスト』に対してGKコーチのヴォルフガング・デ・ベールは「我々は話し合いを行った。選手たちに気分を聞き、試合に出られない精神状態というのであれば、出場は彼らに委ねられていた」と語っている。

■相次ぐ批判

試合日について、トーマス・トゥヘル監督は「我々はまったく意見することができなかった。UEFAがスイスで決めたんだ。気分は良くないし、ただ無力感だけを覚えた」と決定の経緯を明かした。

1ゴール1アシストを記録した香川真司はブログで「気持ちの部分で整理するのは難しかった」とコメントし、DFソクラテス・パパスタソプーロスは「事件の後、サッカーについて考える余裕は全く無かった。彼ら(UEFA)は僕らが動物ではないことを理解しなければならない」とUEFAを強い口調で批判した。MFヌリ・シャヒンも「昨夜家に帰ってドアの前で妻と息子に会った時、運に助けられたことを実感した。サッカーが、とても大事なことで、様々なことと関連していて、僕たちが試合をしなければならないことは理解している。でもね、僕らが人間であることは忘れてはいけないよ」と心情を吐露した。

不慮の事態とは言え、UEFAの判断には多くの批判が集まった。とはいえファーストレグでドルトムントが敗れた事実は変わらない。19日に行われるセカンドレグに向けて、気持ちの切り換えが求められる。

GOAL

最終更新:4/13(木) 22:05

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