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佐賀知事、月内にも容認=玄海再稼働、県議会が同意

時事通信 4/13(木) 11:41配信

 佐賀県議会は13日の臨時議会で、九州電力玄海原発3、4号機(同県玄海町)の再稼働を容認する決議案を賛成多数で可決した。

 県議会の同意を受け、山口祥義知事は月内にも再稼働容認の判断を示す見通し。

 山口知事はこれまで、原子力規制委員会による安全性の確認と住民の理解を条件に、「再稼働はやむを得ない」との考えを示している。玄海町長と町議会は既に再稼働容認を表明しており、知事が同意すれば地元の手続きは完了する。

 決議案は、議会で過半数を占める自民党などが提出。公明党が賛同し、賛成28、反対7で可決された。共産党など2会派は山口知事に対し、拙速に再稼働の判断をしないよう求める決議案を提出。民進党議員らは自民党などとは別に再稼働容認の決議案を出したが、いずれも否決された。

 閉会後、山口知事は記者団に「県民の代表である県議会の決議を重く受け止めたい」と述べ、判断の時期について「4月のうちにという可能性が高い」と明言。近く玄海原発を視察し、瓜生道明九電社長と面談する。世耕弘成経済産業相とも面談し、最終判断するとみられる。

 規制委は1月、玄海3、4号機が新規制基準を満たしていると判断。佐賀県は住民説明会を県内5カ所で開催し、山口知事は県内全首長から再稼働に関して意見を聴いた。同原発30キロ圏に含まれる福岡、長崎両県では国などによる住民説明会が終了している。

 九州電力は「残る審査に真摯(しんし)に取り組み、地域住民に安心いただくよう、丁寧なコミュニケーション活動に努める」とコメントした。 

最終更新:4/13(木) 16:52

時事通信