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世銀、東アジア途上国の17年成長率予測を6.2%に据え置き

ロイター 4/13(木) 12:58配信

[シンガポール 13日 ロイター] - 世界銀行は13日、中国を含む東アジア・太平洋地域発展途上国の2017年の成長率予測を6.2%に据え置いた。ただ、同地域は世界貿易の急速な鈍化や金融状況の引き締めの影響を受けやすいとの見解を示した。

前年の成長率は6.4%だった。

18年の成長率見通しは6.1%とし、昨年10月に示した6.0%からやや引き上げた。

中国については、17年と18年の成長率見通しをそれぞれ6.5%と6.3%に据え置いた。

世銀は東アジア・太平洋地域諸国の最新の経済見通しで、継続した内需の伸びは外需の高まりに支えられるとし、「東アジア・太平洋地域途上国の成長は引き続き底堅く推移することが見込まれる」と指摘。その上で、世界や域内の脆弱(ぜいじゃく)性は、域内の成長と貧困削減の明るい見通しに大きなリスクがあることを示しているとした。

生産者物価の上昇や予想されるコモディティー価格の回復を受けて消費者物価の上昇圧力が高まる可能性があり、域内諸国が金融緩和政策を調整する必要性が生じるかもしれないとの見方を示した。

世銀は、世界または中国の貿易が急速に鈍化すれば域内の成長率見通しにとってリスクとなる可能性があると指摘した。

米国が金融政策の正常化を進める中、世界的な金融状況の引き締めが想定より加速すれば、域内成長の底堅さが試される可能性があるとした。

最終更新:4/13(木) 12:58

ロイター