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温室ガス排出、前年度比2.9%減 原発再稼働も一因

朝日新聞デジタル 4/13(木) 18:54配信

 環境省は13日、2015年度の温室効果ガスの排出量が前年度比2・9%減の13億2500万トン(二酸化炭素〈CO2〉換算)だったと発表した。冷夏や暖冬、再生可能エネルギーの導入拡大に加え、原発の再稼働も一因という。

 環境省によると、15年度は西日本で冷夏、全国的に暖冬だったため、冷暖房のエネルギー消費量が抑えられた一方、太陽光や風力などの再生エネが伸びた。また、九州電力川内原発が再稼働し、約410万トンのCO2削減になったと試算した。

 排出量の減少は2年連続で、05年度比では5・3%減。政府が掲げる20年度に05年度比3・8%減とする目標を、森林吸収分なしで達成した。一方、CO2排出量の多い石炭火力発電所の建設計画が相次いでいることから、環境省の担当者は「先の見通しは何とも言えない状況。30年度に13年度比26%削減という目標に向けて着実にやっていきたい」と話した。(戸田政考)

朝日新聞社

最終更新:4/13(木) 20:01

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