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武田薬品の長谷川会長退任へ 海外市場開拓に注力

朝日新聞デジタル 4/13(木) 21:01配信

 武田薬品工業は13日、長谷川閑史(やすちか)会長(70)が6月下旬の株主総会で退任し、相談役に就くと発表した。後任の会長は当面置かない。退任は本人の意向で、「クリストフ・ウェバー社長による経営が軌道に乗ったため」(同社)という。経営のグローバル化を進め、財界では経済同友会代表幹事として存在感を示した。

 長谷川氏は2003年、創業家出身の武田国男氏を引き継いで社長に就任。「世界に取り残されないため、グローバル化が最良の戦略」と海外市場の開拓に注力した。米医薬品ベンチャーのミレニアムを9千億円で、スイスの医薬品メーカーのナイコメッドを1・1兆円で買収するなど、規模拡大を進めた。

 海外の製薬会社からスカウトした人材を主要部門の責任者とし、14年にはフランス人で英製薬大手グラクソ・スミスクライン出身のウェバー氏に社長の席を譲った。

朝日新聞社

最終更新:4/13(木) 22:35

朝日新聞デジタル