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真央が引退会見「体も気持ちも出し切った」 最後は涙

産経新聞 4/13(木) 7:55配信

 フィギュアスケートの元世界女王で、2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央(26)=中京大=が12日、東京都内で引退会見に臨み、「私、浅田真央は選手生活を終える決断をいたしました。すごく悩みましたが後悔はなかった。体も気持ちも全部出し切った」と、晴れやかな表情で21年の現役生活に終止符を打った。

 白のジャケットに黒のスカートで会見場に姿を見せると、無数のフラッシュを浴びた。高い人気を証明するように40台以上のテレビカメラが並び、報道陣は300人を超えた。

 浅田は自己最低の12位に終わった昨年末の全日本選手権後、引退に気持ちが傾いたと説明。自身のブログで表明した10日夜までの約3カ月は「(18年)平昌五輪に出る目標をやめてしまう自分を許せるのかな、という葛藤がずっとあった」と打ち明け、「最後は自分で決めた」と語った。

 5歳でスケートを始め、女子で数人しか成功していないトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器にフィギュアスケートを国民的スポーツへ押し上げた。銀メダルに輝いたバンクーバー、14年ソチと2大会連続で五輪出場を果たした。世界選手権で3度の優勝は日本人最多。約1年の休養から昨季復帰し、平昌五輪を目指していた。

 会見は約1時間に及んだ。最後は、声を詰まらせ「スケート人生で経験したことを忘れずに新たな目標を見つけ、笑顔で前に進んでいきたい」と一礼した。

最終更新:4/13(木) 8:01

産経新聞