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スクランブル数が最多=16年度、中国機への発進急増―防衛省

時事通信 4/13(木) 17:51配信

 防衛省は13日、航空自衛隊が行う緊急発進(スクランブル)数について、2016年度分が過去最多の1168回だったと発表した。

 中国機への発進が前年度比でプラス280回と急増したことが要因という。

 同省統合幕僚監部によると、中国機への発進回数は推定を含め851回と過去最多で、全体の約73%を占めた。情報収集や警戒監視が中国機の活動拡大の目的とみられるという。

 対象の中国機は戦闘機が最も多く、爆撃機や情報収集機などもあった。沖縄など南西諸島での活動が増加しているとされ、これらの地域の防空を担う南西航空混成団によるスクランブルも最多だった。

 河野克俊統合幕僚長は記者会見で、「中国機は飛行活動時間も増えており、活発化している」と分析。また、東シナ海で中国機との偶発的な衝突を防ぐ「海空連絡メカニズム」について「早期に締結されることを望む」と述べた。

 これまでは、冷戦時代に旧ソビエト連邦の戦闘機が頻繁に日本に接近した1984年度の944回が過去最多とされていた。 

最終更新:4/13(木) 22:52

時事通信