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公的行為、退位で全面移譲=「三種の神器」非課税に―有識者会議

時事通信 4/13(木) 21:42配信

 天皇陛下の退位をめぐる政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長・今井敬経団連名誉会長)は13日、首相官邸で13回目の会合を開き、退位に伴う制度設計を盛り込み、21日に公表する最終報告書の内容について調整を行った。

 退位後の活動に関し、陛下が重視してこられた地方視察などの公的行為は全面的に皇太子さまに移譲する方向。歴代天皇が継承してきた三種の神器は贈与税を非課税とすることも固まった。

 当初は13日に概要を発表する予定だったが、なお調整が必要として見送られた。

 公的行為の全面移譲は、権威や象徴の二元化を防ぐのが狙い。1月の会合で宮内庁幹部がこうした方針を示しており、13日の会合で「その通りでいい」との意見が大勢を占めた。

 三種の神器は剣、勾玉(まがたま)、鏡を指し、こうした「由緒物」の相続税は関係法令で非課税とされる。今回は生前の継承となることから贈与税の扱いが課題となったが、相続税と同様の対応が妥当と判断した。 

最終更新:4/13(木) 22:01

時事通信