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「国際バカロレア」認定校を増やすには

ベネッセ 教育情報サイト 4/13(木) 10:00配信

「国際バカロレア」(IB)をご存じでしょうか。ジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構(IBO)が認定する国際的な教育プログラムのことで、政府は、グローバル人材育成の一環として、IB認定校等を全国で2020(平成32)年までに200校以上にする方針を掲げています。 しかし3月1日現在、候補校を加えても延べ数で100校を超えた程度で、まだ目標には程遠いのが実情です。このため文部科学省は、有識者会議を設置して、拡大に向けた具体策を検討することにしました。

認定校は42校、うち大学入学資格取得31校

IBには、年齢段階などに合わせて、(1)16~19歳対象の「ディプロマ・プログラム」(DP)(2)11~16歳対象の「ミドル・イヤーズ・プログラム」(MYP)(3)3~12歳対象の「プライマリー・イヤーズ・プログラム」(PYP)……の主に3つのプログラムがあります。日本では通常、高校段階に相当するDPをイメージすることが多いようですが、現在の認定校は42校で、このうちDPを導入するのは31校(他に候補校12校)、MYPは11校(同11校)、PYPは21校(同18校)となっています。

日本で普通に高校を卒業しても、海外の大学に進学することができますが、国ごとに学校制度やカリキュラムなどの違いがあり、日本の高校卒業者が大学入学に必要な学力などを持っているかどうか、審査に時間が掛かることもあります。それが国際的に通用するIB資格を取得していれば、簡単に海外の大学に進学することができるようなります。

しかしIB認定校拡大の狙いは、海外留学の推進だけではありません。IBは、教育理念として「多様な文化の理解と尊重」を掲げ、「探求する人」「考える人」「コミュニケーションができる人」「挑戦する人」などの学習者像を求めています。授業の指導方法も、一方的な講義ではなく、子どもの自主的な探究活動や体験活動を重視しています。

これは、単に知識だけでなく「何ができるようになるのか」「どのように学ぶか」を重視する次期学習指導要領の理念にも合致しています。また、IB取得者のために特別枠を設ける「IB入試」も、既に筑波大学など幾つかの大学で導入されています。

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最終更新:4/13(木) 10:00

ベネッセ 教育情報サイト