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スマートフォンが消滅した後の世界

BUSINESS INSIDER JAPAN 4/13(木) 7:10配信

そのうち、すぐにではないかもしれないが、あなたが思うよりも早く、スマートフォンは消え去るだろう。ポケットベルやファックスがそうであったように。

とはいえ、スマートフォンから次のテクノロジーに移行するまでに、少なくとも後10年はかかるに違いない。

来るべきスマートフォンの消滅に備えて、起業家のイーロン・マスク(Elon Musk)氏やマイクロソフト、Facebook、アマゾンが新たな時代のための基盤づくりを進めており、数えきれないほど多くのスタートアップ企業もその役割の一端を担っている。

スマートフォンが実際に消滅するとしたら、その時こそが、奇妙で混乱した時代の始まりだ。その先の未来にはどのようなデバイスが登場するのだろうか。我々の日常生活がどのように変わるのだろうか。はたまた、人類はどうなってしまうのだろうか。

ゆっくりと、しかし確実に消滅へと向かっているスマートフォンの歩みと、スマートフォン以後の世界を見てみよう。

スマートフォンの今とこれから

スマートフォンは革命的な道具だ。小型でどこにでも持ち運ぶことができ、日常のさまざまなタスクをこなしたり、カメラとGPSセンサーを活用した「Snapchat」や「Uber」などユニークなアプリも登場した。

デスクトップPCやノートパソコンには、マウスやキーボード、モニターが付属しているが、スマートフォンにはそれら全ての機能が取り込まれ、触れることで入力ができるようになった。

このほど発売されたGalaxy S8はベゼルレス(縁なし)の美しいデザインで、高い機能性を有している。素晴らしい製品ではあるが、しかし、革命的というよりはむしろ、これまでの製品の改良版という位置づけに過ぎない。音声アシスタント機能「Bixby」を備え、将来的には声だけで全ての機能やアプリがコントロールできるようになるという。米国のサムスンストアでは、Galaxy S8を予約購入すると、バーチャルリアリティ(VR)ヘッドセット「Gear VR」の新機種も特典としてついてくる。さらにはOculusのコンテンツも利用可能だ。

iPhoneの最新モデルも、アップグレードした「Siri」を搭載し、さらには拡張現実(AR)の機能も備えるとの噂だ。

Amazon EchoやSony PlayStation VR、Apple Watchといったデバイスは、まだ大きな広がりはないものの、相当の成功を収めている。今後も多くの企業が、新たなコンピュータインターフェイスの開発に向けて、実験的な試みを行っていくことだろう。

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最終更新:4/19(水) 15:05

BUSINESS INSIDER JAPAN