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砂川の5人死傷事故 危険運転の共謀、再び争点

北海道新聞 4/13(木) 7:00配信

 砂川市の国道で2015年6月、一家5人が死傷した事故で、自動車運転処罰
(危険運転致死傷)などの罪に問われ、一審札幌地裁の裁判員裁判で求刑通り懲役23年の判決を受けた空知管内上砂川町、建設業谷越隆司(たにこしりゅうじ)(28)、住所不定、無職古味(こみ)竜一(28)両被告の控訴審の初公判が14日、札幌高裁(高橋徹裁判長)で開かれる。控訴審で弁護側は、一審判決が両被告の危険運転の共謀を認めた点について「事実誤認がある」と主張する見通しで、その判断が再び、最大の争点となる。

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 共謀の成否が注目されるのは、直接、被害車両と衝突していない古味被告の責任の範囲が大きく異なってくるためだ。共謀が成立すれば、両被告とも「一家5人死傷の責任」を問われ、成立しなければ、古味被告は、谷越被告と被害車両の衝突で車外に放り出された長男=当時(16)=の死亡の責任を問われることになる。

 一審で両被告は、赤信号をことさらに無視したとされる危険運転致死傷罪を否認。その上で、事故当日、両被告の間で共謀を図る具体的な会話はなく、競走もしていないとして「共謀はなかった」と主張した。

北海道新聞

最終更新:4/13(木) 10:04

北海道新聞