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九州大手ベスト電器、ヤマダの完全子会社に 過去の提携では迷走も

qBiz 西日本新聞経済電子版 4/13(木) 10:31配信

 ベスト電器(福岡市)が7月に親会社のヤマダ電機(群馬県高崎市)の完全子会社になる。九州を代表する家電量販大手は上場廃止となり、「ベスト電器」の店名は残るとはいえ、これまで以上に親会社との一体運営が進むことになる。

 1956年に家電製品の販売を始めたベスト電器は、当時主流だったメーカー系列の家電販売店に比べ、大量仕入れによる低価格路線を打ち出して急成長。積極的に海外展開も進めた。配送やアフターサービスにも力を入れ、18年連続で家電量販店の売上高トップを守った。九州の小売業としても首位に立った。

 しかし、後発のヤマダ電機などの台頭で次第に失速。2002年にデオデオ(現エディオン、大阪市)などとの業務提携や、06年のさくらや買収で攻勢を試みたが、いずれもうまくいかなかった。

 12年にヤマダ電機が連結子会社化し、持ち株比率は現在52・03%。ベスト電器は提携による仕入れコスト削減などで経営再建に取り組み、14年2月期以降は黒字を確保した。ただ、ヤマダとベストではブランド戦略や店舗戦略が異なり、効果は限定的だったようだ。

西日本新聞社

最終更新:4/13(木) 10:31

qBiz 西日本新聞経済電子版