ここから本文です

広島・福山の田島で海の幸楽しもう 15日から「定置網観光」

4/13(木) 20:44配信

山陽新聞デジタル

 生きの良い瀬戸内の海の幸はいかが―。広島県福山市内海町・田島の田島漁協は15日から伝統漁法の定置網漁を見学し、船頭料理を楽しめる恒例の「田島定置網観光」を始める。4年目を迎える同日スタートの直売市「とれぴち活魚市場」では同漁協青年部が養殖するアサリを本格販売する。

 定置網漁は海中に張った垣根状の網に魚などを誘い込んで取る漁法。同漁協は漁業の魅力を感じると同時に、取れたての水産物を味わってもらおうと定置網観光を毎年行っており、今年は組合員3、4戸で5月31日まで毎日実施する。

 参加者は漁船に乗り込み、午前9時半に島内の箱崎漁港を出港。定置網の引き揚げ作業を1時間半程度見学し、船上で水揚げされたばかりの魚の刺し身などを味わう。今月はイカやウマヅラハギ、スズキなどが水揚げされており、5月にはイシダイ、サワラなどを見込む。料金は大人6500円など。5人以上から受け付け、5日前までに予約が必要。

 水産物は漁師の提示価格で購入もできる。兼田敏信理事(65)は「最近は家庭で魚をさばくことも少なくなってきた。漁を見てもらい新鮮な魚をぜひ味わってほしい」と話している。

 とれぴち活魚市場は同漁協の組合員が取った水産物を販売する直売市。青年部が2014年度に始めた。今年は島内の市水産物加工センター前で15日~5月、7~8月、10月中旬~12月の毎週土曜(12月30日を除く)に開く予定。

 15年9月に青年部が町内の砂浜に網を設置して養殖を続けてきたアサリが出荷できる大きさに成長したため、今回の市場で本格的に販売する。青年部の男性(34)は「並ぶ商品はどれも新鮮。アサリもこれから島の名産になっていけば」と話している。問い合わせは田島漁協(084―986―2304)。