ここから本文です

松坂、先発急きょ白紙に 右肩不調か、フリー打撃登板を緊急回避

西日本スポーツ 4/13(木) 4:00配信

 松坂、内定取り消し! 福岡ソフトバンク松坂大輔投手(36)の移籍後1軍初先発が急きょ白紙に戻った。15日オリックス戦(ヤフオク)の先発が内定していたが、ファームで最終調整していた12日に右肩付近の不調を訴え、1軍昇格が見送られた。今季2戦2勝の和田毅投手(36)が左肘の張りで11日に出場選手登録を抹消。代役として日本では西武時代の2006年以来11年ぶりに先発するはずだったが、大きなチャンスを逃した。「平成の怪物」が3年契約の最終年でもつまずいた格好だ。

松坂と和田の年度別成績 メジャー時代を含む

 最終調整のマウンドに松坂の姿はなかった。タマスタ筑後での3軍練習。打撃投手としてフリー打撃に登板予定だったが、直前で緊急回避した。ブルペンで捕手が立ったままの投球練習中に「体の動きが良くないので(登板を)やめておきます」と首脳陣に説明したという。ホークス移籍3年目で初先発が見込まれた15日のオリックス戦に向けて、自ら赤信号をともしてしまった。

 千載一遇のチャンスが舞い込んでいた。同学年の和田の一時離脱で首脳陣はローテの見直しに着手。工藤監督は和田の代役について「下で調整している投手になる」と説明し、松坂が内定していた。調整期間についても配慮され、8日の西武戦(メットライフ)に先発した中田を中5日で前倒しし14日のオリックス戦(ヤフオク)、松坂を15日の同カードにぶつける予定だった。松坂は登板が決まっていたウエスタンリーグの2試合がいずれも雨天中止になるなど実戦から離れていることから、30~40球のフリー打撃登板で最終的な状態確認が行われるはずだった。

 ところが、まさかの登板回避となった。この日は屋内練習場でのキャッチボールから首をひねるしぐさがあり、右肩付近を触りながらトレーナーと深刻そうに話し込む場面も見受けられた。球場を引き揚げる際、松坂は無言だったが、手術歴のある右肩付近に何らかの不調を感じたとみられる。

 最終調整のマウンドを回避したことで、15日の先発も消滅した。今季は3月25日の広島とのオープン戦(ヤフオク)で7回を無安打無失点投球を披露するなど、状態の良さをアピールしていただけに無念に違いない。開幕ローテ入りを逃したが、バックアップ要員として「あまり神経質になっても仕方ない。そういう立場だと思っている。コーチの指示通りやっていくだけ」と前を向いていた。代役とはいえ、つかんでいたはずの復活を懸けたマウンド。思わぬアクシデントで遠のいてしまった。

西日本スポーツ

最終更新:4/13(木) 4:00

西日本スポーツ

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合5/24(水) 19:10