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春 お待たせ 三重奏 富山県朝日町

4/13(木) 7:01配信

日本農業新聞

 富山県朝日町を流れる舟川沿いで、農家が育てるチューリップと桜並木が同時に見ごろを迎えている。北アルプスの山々を背に、鮮やかな色彩の競演を見せている。

 チューリップは、球根を生産する「チュリストやまざき」の代表、山崎修二さん(56)が、間近の川堤に植わる約280本の桜の見頃に合わせて咲かせた。今年は1.5ヘクタールの圃場(ほじょう)に、極早生の「ピランド」5万球や、早生の「スイートハート」4万球、「ユアン」3万球など30品種合わせて約60万球を植えている。

 山崎さんは「元々桜と山々が美しい取り合わせだったが、さらにチューリップを咲かせたら観光名所になるのではないか」と、父の久夫さん(74)と一緒に2008年に始めた。「住民や行政の後押しも受けており、この景色を生かして地域ぐるみで町を盛り上げていきたい」と意気込む。

 富山市から写真愛好家の仲間と訪れた主婦の丹治浩美さん(50)は「鮮やかなチューリップと淡い桜の色の取り合わせが素晴らしいですね」と喜んでいた。今年は冷え込みが強く、例年よりやや遅い開花で、見頃は16日ごろまで続く。(江口和裕)

日本農業新聞

最終更新:4/13(木) 7:01
日本農業新聞