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「日本に行くと思っていた」― 韓国球界から“逆輸入”の強打者がMLBで好発進

4/13(木) 7:40配信

Full-Count

ブルワーズで好スタートを切ったテームズ

 韓国プロ野球での3シーズンを経てメジャー復帰を果たしたブルワーズのエリック・テームズ内野手が開幕から好スタートを切り、米国内で話題となっている。

日本人最高は…衝撃の総額年俸、これまでのMLB大型契約ランキング

 2008年のドラフト7巡目でブルージェイズから指名されたが、メジャーに定着できず、2013年オフに韓国のNCダイノスと契約。移籍1年目の2014年に打率.343、37本塁打、121打点と爆発すると、2年目の2015年も打率.381、47本塁打、140打点、40盗塁をマークし、首位打者とMVPに輝いた。さらに昨季は121試合に出場して打率.317、40本塁打、118打点の好成績で、本塁打王を獲得した。

 そしてオフにブルワーズと3年契約を結んでメジャーに復帰。今季、5シーズンぶりにメジャーの舞台に立つと、ここまで6試合で18打数6安打、打率.333、出塁率.436、1本塁打、3打点と上々のスタートを切った。

 この活躍をMLB公式サイトでも特集。テームズは記事の中で「自分は日本に行くものだと思っていた。『わかった、日本へ行こう。おそらく複数年契約も結べるだろうし、年俸もいいだろう』という感じだったんだ。するとブルワーズから代理人に連絡があって、移籍が決まったんだ。母国に帰って来られて嬉しいよ」と日本移籍の可能性があったことを明かしている。

ブルワーズGMも高評価「確かな実力を備えた存在」

 また韓国球界で124発を放った30歳について、ブルワーズ側も高い評価を下しているようで、デイビット・スターンズGMが本塁打王に輝いたクリス・カーターを放出してまで一塁のポジションを用意したことも紹介している。

 契約時に「テームズについて検討し始めたのは1年以上前だ。彼がもう1年韓国でプレーすると耳にしてから、とても細かく彼の動向を追うことにした」と話していたという同GMは記事の中で「彼が試合中に見せる適応力は、我々に彼がMLBでも活躍できるだろうという自信を与えてくれる。MLB以外から選手がやってくる時、例えば日本、韓国、もしくは3Aなど、ある一定の不確定要素というものは存在している。しかし、彼の成績やアプローチについての分析には自信を持っている。彼は確かな実力を備えた存在だ」と語っている。

 韓国球界から“逆輸入”でメジャー球団入りした124発強打者はシーズンを通して活躍できるか。記事の中で「(自分に対して)大きな投資だということもわかっているから、全力でプレーしなければいけない。球団が自分のことを信じてくれているのは嬉しく思う。大きなことだよ」と意気込みを見せる30歳に大きな注目が集まっている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:4/13(木) 7:40
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