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バンク30年ぶり大改修へ 佐世保競輪場 来年12月供用

長崎新聞 4/13(木) 10:57配信

 佐世保競輪場(長崎県佐世保市干尽町)が本年度から2カ年事業で、約30年ぶりとなるバンク(走路)の大規模改修をする。総工費は約2億5000万円。来年12月に供用を始める予定。

 バンクは1周400メートル。年間約50日のレース開催のほか、県高総体の自転車競技の会場になっている。1990年度に大規模な改修を実施。その後は定期的に表層の補修をしているが、おおむね20年とされる耐用年数を過ぎ、老朽化に伴うひび割れが起きている。

 今回の背景には競輪場の収支改善がある。市は改修に向け2012年度に調査設計をしたが、10、11年度に赤字が1億円を上回るなど経営が厳しかったことから工事を先送り。その後経営改善に取り組み、13、14年度は2億円超の黒字に転換。夜間開催のナイター・ミッドナイト競輪の導入効果で15年度は5億円超の黒字で16年度もほぼ同等と見込んでいる。

 改修は、土台部分の土を入れ替えて固め直す。年内に工事業者の選定に入り、来年4月から準備のための工事をする。8~10月の3カ月間はバンクが使えないが、前後に振り分けることで例年並みの年間レース数を確保する。

 一方、老朽化しているメインスタンドの改築時期は未定。施設整備のため積み立てている基金は16年度末で約11億4千万円。昨年リニューアルした武雄競輪場(佐賀県武雄市)を参考に20億~30億円の積み立てを目指す。

長崎新聞社

最終更新:4/13(木) 12:31

長崎新聞