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子育て「経済的不安」54% 道内の20、30代

北海道新聞 4/13(木) 11:00配信

北海道が調査 支援策検討へ

 道内の20、30代の男女を対象にした道の「結婚や子育てに関するアンケート」で、子育てへの不安について複数回答で聞いたところ、「経済的にやっていけるか」と答えた人が54・3%で最も多く、「仕事をしながら子育てすることが難しそう」が45・4%と続いた。道内の若い世代に、育児の経済的な負担や仕事との両立に関する不安感が広がっている実態が浮かび上がった。

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 道は昨年度行った「 子どもの貧困 に関する全道実態調査」で、子育て世帯の2割超が「赤字」とする結果を公表。道は今回の調査結果も踏まえ、少子化には経済的な問題が大きく影響しているとして、子育て世代の支援策の検討を進める。

「教育費心配」「きちんと育てる自信ない」

 未婚化・晩婚化の対策を考えようと、道は昨年8、9月、札幌市を除く道内25市町村の20、30代の男女3千人を対象に結婚と子育てに関する意識調査を実施。約20%の613人(約半数が既婚者)から回答を得た。

 子育てへの不安では、前述の回答のほか「きちんとした子供に育てられるか自信がない」も36・5%に上った。欲しい子供の人数を「0人」と答えた人に、その理由を複数回答で聞いたところ、「将来の教育費が心配」(48・9%)、「経済的に難しい」(47・3%)と、費用負担の懸念を挙げる人が目立った。

 道子ども子育て支援課は「保育料の軽減など現行の子育て支援制度を広く知ってもらうとともに、新たな経済支援策も検討し、結婚や子育てへの不安感を払拭(ふっしょく)したい」と話している。

北海道新聞

最終更新:4/13(木) 11:00

北海道新聞