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支配下再契約の楽天右腕が新たな一歩 痛恨被弾も梨田監督は「十分使える」

4/13(木) 8:10配信

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2年ぶり1軍登板で西武中村に被弾「ストライクゾーンにボールがいかなかった」

 楽天・今野龍太投手が12日、西武戦の5番手で登板。今月6日、育成から支配下登録された右腕が2年ぶりの1軍マウンドに立った。

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 3-7の9回。今野の名前がコールされると、Koboパーク宮城に歓声がこだました。西武の1番・秋山に投じた初球は内角に144キロの力強いストレート。そこから直球を3球続けたが、いずれもボール。5球目の内角直球が決まり、カウント3-2としたが、6球目の真っ直ぐが内角低めに外れた。

 一塁に走者を背負い、2番・源田を右飛に打ち取るも、3番・浅村にはじき返された打球は今野の足元を抜けていった。1死一、二塁で迎えたのは、6回に1号ソロを放っている4番・中村。その初球。真ん中に甘く入ったストレートを一振りで仕留められ、打球はライナーでレフトのEウィング(ラッキーゾーン)に伸びた。

 途中出場の田代から見逃し三振を奪い、外崎をサードライナーに打ち取ったものの、ほろ苦い1軍復帰マウンドになった。「投げ急いでしまい、ストライクゾーンにボールがいかなかった。下半身から始動すればいいのに、投げたいという気持ちでバランスがよくなかった」と反省した。

部員数11人の高校から入団した「岩出山の星」、指揮官は「場数を踏めば大丈夫」

 2013年のドラフト9位で指名され、最速146キロ右腕として、部員数わずか11人の宮城・岩出山高から入団。「岩出山の星」として話題になった。14年8月にプロ初登板を果たしたが、15年10月に右ひざを手術し、育成契約になった。今年はオープン戦で結果を残し、イースタン・リーグでも4試合に登板。3試合連続でセーブを挙げるなどし、今月6日、支配下登録された。この日、2年ぶりに1軍のマウンドを踏んだ。

 梨田監督は「いいボールを持っている。秋山に四球を出し、そこから3ランを打たれたけど、十分に使えるボールは持っている。もう少し場数を踏んでいけば大丈夫じゃないか」と評価。今野は今後に向け、「追い込んでから変化球で打ち取るのがベスト。まだ速い球でしか勝負できていない」と、変化球の精度を課題に挙げた。背番号98で新たな一歩を踏み出した今野。ここから経験を積み重ねていく。

高橋昌江●文 text by Masae Takahashi

最終更新:4/13(木) 8:10
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