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心に深く刻まれる一日…日ハム20歳捕手、4投手を好リード「もっともっと」

4/13(木) 8:20配信

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連敗脱出に大きく貢献、栗山監督も「清水に任せた方がいいなと思った」

 日本ハムの清水優心捕手が12日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で今季初めて先発マスクをかぶり、チームの連敗脱出に大きく貢献した。

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 栗山英樹監督は、4投手の良さを引き出した20歳のリードを高く評価した。「よく頑張った。プレッシャーがかかる中で本当に集中していたし、怖がらずに行くところは行っていた。途中からいろいろ考えたが、これは清水に任せた方がいいなと思った」と僅差の試合展開でも最後まで託した理由を語った。

 先発の加藤貴之投手には90キロ台のカーブをうまく使わせて、6回6安打2失点にまとめた。「加藤さんは緩急もあるし、コントロールもいいのでリードしやすかった。いい球を放っていたので、勝ちをつけさせたかった。何とか勝ってホッとしました」と清水は安堵の表情を浮かべた。

石川直との高卒3年目バッテリーも実現「こんなに早く一緒に1軍で出来るとは…」

 1点リードの9回には、1軍では初めて増井浩俊投手とコンビを組んだ。「真っ直ぐとフォークをうまく使いたいと思っていました。増井さんのいいところを自分なりに整理して0点に抑えられて良かった」と納得顔の清水。この配球について吉井理人投手コーチは「初球ストレートというシンプルな入りで、増井のいい時のテンポを引き出した」と感謝した。

 清水が唯一悔やしがったのは8回、柳田に本塁打を打たれた場面だ。高卒3年目で同期の石川直也投手に「自分のミス。申し訳なかった」と謝った。「ただ、こんなに早く一緒に1軍で出来ると思わなかった。また2人で勝った場面でいけたらいいなと思います」。心に深く刻まれる一日になった。

 決してこの1試合で満足しているわけではない。「もっともっと試合を積み重ねて、少しでもピッチャーの方たちと首脳陣に信頼してもらえるように、1試合1試合コツコツやっていきます」と謙虚に話す。チャンスを生かした若手が、開幕から停滞していたチームに新風を吹き込んだ。

石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa

最終更新:4/13(木) 8:20
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