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トランプ大統領がシリア攻撃命令…「夕食会」タイミングより重要なウラ事情

ホウドウキョク 4/13(木) 18:30配信

米中首脳会談の最中 米軍がシリアに巡航ミサイル攻撃した理由

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ニュースの基本情報とおさらい

今月6日、アメリカのトランプ大統領は、訪米した中国の習近平国家主席夫妻との夕食会に臨んだ。ほぼ同時期にアメリカ軍はシリアのアサド政権の空軍基地に対してミサイル59発を発射。夕食会の時点でトランプ大統領は攻撃を命令していたとみられている。日本では、攻撃のタイミングや、ミサイル発射実験を繰り返す北朝鮮の対応が注目されているが、トランプ大統領の真意はどこにあるのか。速水健朗が2人の専門家に聞いた。

速水健朗
背景について簡単に触れておきましょう。

シリアという国は内戦をやっています。そこにはISという過激派組織がいて、それを包囲しようという国際的な動きがあります。アメリカとロシアも、この件では連帯できるわけです。しかし、シリアを収めているアサド政権に対しては全く別。アメリカは、反アサド勢力を支援していると言われていて、逆にロシアは直接アサド政権を支援しています。

日本のニュースでは、米中首脳会談の夕食中というところを非常に重要視している訳なんですが、トランプ大統領の他国介入の姿勢を示す出来事でもあったので、各国の対応と今後を占う議論をしてみたい感じですね。

問題はアメリカの戦略転換

今回の攻撃は、倉庫だけ狙うなど極めて限定的で、「介入」と言っていいのか微妙です。問題なのは、これがアメリカの基本的な戦略転換なのか、それともトランプ大統領の言う直感的な人道上の問題なのかということです。

トランプ大統領の立場が変わってきた

もともと、トランプ大統領を支えていた「アルトライト」という極右的なグループは、シリアに対して関わるべきではないという立場で、大統領もそれに同調していました。それが、「人道の問題」だとか「国際的な正義の問題」だとか、トランプ大統領が従来は言わなかったような言葉を並べ立てて正当化するように変わってきているんですね。

他国への介入については、ホワイトハウスでも2つのグループに分かれています。黒幕と呼ばれるバノン氏のグループは「不介入」、トランプ大統領の娘の夫であるクシュナー氏のグループは「介入」の立場。このバノン氏が国家戦略会議から外されてしまったんですね。

バノン氏のグループは、政権担当の経験もまったくなく、いろいろ大統領令を出してみたものの結構つまづいていたわけですよ。トランプ大統領は、元々 主流派を切り捨てる形で支持を得てきたわけですけど、2か月政治や外交をやってみたら、そう簡単じゃないという事を少しずつ学び始めているんじゃないでしょうかね。今や共和党の主流派がいろんなところで顔を出し始めているんです。

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最終更新:4/13(木) 18:30

ホウドウキョク