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<我孫子女児殺害>本部長「早期検挙を」 39署長に訓示

4/13(木) 11:50配信

千葉日報オンライン

 春の人事異動後初となる千葉県警の署長会議が12日、千葉市中央区の県警本部で開かれた。森田幸典本部長は会議の冒頭、先月に我孫子市内で女児の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件について触れ、「一日も早い被疑者検挙を」などと、県内39署の署長はじめ本部課長ら出席した幹部約150人に訓示した。

 森田本部長は「ご遺族の無念を晴らし、県民の不安を解消するため、総力を挙げて捜査している」とした上で「県民は重要凶悪事件の早期解決を強く期待しており、警察はこの期待に応えていかなければならない」と強く決意。

 署長らに向け「県民に著しく不安を与えるこのような事件を二度と起こさないため、警戒活動の強化、学校などと連携した通学路の安全確保、防犯ボランティアなどと連携した見守り活動を強化し、未然防止のための取り組みを徹底してほしい」と強調。犯人逮捕に向けては「最大限の捜査力を傾注して、DNA型鑑定資料や防犯カメラ画像などの客観的証拠を迅速に確保し、本部と署が連携した組織捜査を展開して、早期の被疑者検挙に努めてほしい」と訴えた。

 事件はベトナム国籍の松戸市立六実第二小学校3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん(9)が修了式だった3月24日午前8時ごろ、松戸市六実5丁目の自宅を出て、約600メートル離れた小学校に向かったが登校せず行方不明に。学校は同8時40分ごろ、リンさんが登校していないと父親に連絡。父親は同11時半ごろ、近くの交番を通じて松戸東署に捜索願を出した。県警はすぐにリンさんの行方を捜索したが見つからず、リンさんは26日午前6時45分ごろ、我孫子市北新田の排水路脇の草むらで死亡しているのが見つかった。

 県警は同日、遺体の状況などから殺人・死体遺棄事件と断定、100人態勢の我孫子・松戸東署合同捜査本部を設置し、犯人の行方を追っている。