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《ブラジル》ラヴァ・ジャットで地裁、高裁にも捜査要請=報告官がオ社供述分201件を送付

4/13(木) 7:29配信

ニッケイ新聞

 ラヴァ・ジャット作戦(LJ)に関するオデブレヒト社幹部らの報奨付供述に基づき、連邦検察庁が最高裁に提出した捜査開始要請中、201件分がファキン最高裁判事の判断で地裁や高等裁に振り分けられたと12日付現地紙が報じた。
 地裁や高裁で扱うのは、オデブレヒトの関係者が言及した人物の内、現職閣僚や現職連邦議員と、これらの人物が関与したとされる疑惑に関わる人物を除いた人達だ。
 地裁や高裁に送られた捜査開始要請の全容は明らかにされていないが、現時点でわかっている人物には、ルーラ、ジウマ、カルドーゾという大統領経験者3人がいる。
 ルーラ氏にはアチバイアの農園改修工事などで計6件の捜査要請が出ている。ジウマ氏に対しては、14年の大統領選の会計で現アララクアラ市長のエジーニョ・シウヴァ氏と共に1件、ルーラ氏とアントニオ・パロッシ、ギド・マンテガの両元財相と共に1件の計2件の捜査要請が出ており、地裁に回された。
 カルドーゾ氏は1993年と97年に不正な形で選挙資金を得たとの供述で、聖州地裁に捜査要請が回された。
 高等裁には、ジェラウド・アウキミン聖州知事やリオ州のルイス・フェルナンド・ペゾン知事、ミナス・ジェライス州のフェルナンド・ピメンテル知事ら、計9人の知事に対する捜査要請が回された。
 アウキミン氏は14年選挙の際、義兄弟の名前で1千万レアル以上を受け取った疑い、ペゾン氏は現金や国外口座への送金の形で不正な金を受け取った疑いがかけられている。ピメンテル氏も開発商工相時代に1350万レの賄賂を受け取っていたという。
 大統領経験者以外の人物で地裁に回された捜査要請対象者には、エドゥアルド・クーニャ元下院議長、セルジオ・カブラル元リオ州知事、エドゥアルド・パエス元リオ・デ・ジャネイロ市長、フェルナンド・ハダジ元サンパウロ市長、ジェデル・ヴィエイラ・リマ元大統領府総務室長官、エンリケ・アウヴェス元観光相、アロイジオ・メルカダンテ元科学技術相などの名前が挙がっている。

最終更新:4/13(木) 7:29
ニッケイ新聞