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【フォーミュラE】テチータ、テスト日不足でパワートレインの供給元変更を検討中?

4/13(木) 19:43配信

motorsport.com 日本版

 フォーミュラEのテチータは、シーズン5よりDSパフォーマンスのパワートレインを搭載することを検討していることを示唆した。DSとの交渉はすでに進行中であると考えられており、今年末にはシーズン5に向けて契約が締結される可能性があるという。

スパーク社が公開した次世代マシンコンセプト(フロント側)。40kgの軽量化を実現したという

 現在テチータは、ルノーからパワートレインの供給を受けている。

 先日行われたメキシコシティePrixで、テチータのジャン-エリック・ベルニュはシーズン前テストに参加できなかったという不満を露わにした。

 フォーミュラEのパワートレインマニファクチャラーには、次のシーズンのパワートレインをテストするために15日間のテスト日が与えられており、パワートレインを供給するメーカーに関してはさらに7日間与えられる。

 カスタマーチームがテストを行うには、供給先のメーカーのテスト日を使わなくてはならず、そのためにはメーカーの裁量に従わなくてはならない。

 またシーズン前テストでは、同じシャシーとバッテリーを搭載したマシンを使用しなくてはならない。昨年ルノー・e.ダムスは、シーズン3の全てのテスト日を自分のチームで消化した。

 ベルニュはmotorsport.comに対し次のように語った。

「もちろん、カスタマーチームであることは理想的ではないよ。僕たちはシーズン前テストを行うべきだったのに、ルノーが全て消化してしまったせいで、できなかったんだ」

「彼らはそういった配慮がないから大きなアドバンテージを得られている。一方の僕たちは何かを試すためにレースの週末を使わなくてはならない」

 このベルニュの意見が、テチータが2018年にDSパフォーマンスと提携を検討することになったひとつの要因であると考えられる。

 今季ベルニュは、ヴァージン・レーシングからテチータへ移籍したが、現在もDSの主要な人物と良い関係が築けていることを匂わせている。

「将来に向けて良い戦略を持てていると思う。今も取り組んでいる最中だ」とベルニュは続けた。

「うまくいけば、良いニュースを突然発表できるかもしれない。僕たちはチームを成功させたいし、僕はテチータと長期間の契約を交わしている」

ルノーとの付き合い

 チーム代表であるマーク・プレストンは、テチータが少なくともシーズン4までルノーのパワートレインを使用することになることを明らかにした。

 それはテチータの前身であるチーム・アグリが、シーズン2の段階でルノーと2年間のパワートレイン供給契約を締結したためだ。

「シーズン4もルノーからパワートレインの供給を受ける」とプレストンは語った。

「つまり、次のシーズンはスムーズに移行することができるだろう。(ルノーは)とても信頼できる」

Sam Smith