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副会長拘束以来、サムスングループで2番目の労組が発足

ハンギョレ新聞 4/13(木) 7:25配信

サムスン・エンジニアリング、サムスン・ウェルストーリーの記者会見 「『サムスンマン』という看板のもと、過度な労働で犠牲を強要」

 サムスングループでもう一つの労働組合が誕生した。サムスン電子のイ・ジェヨン副会長の逮捕以来、サムスン・エンジニアリングに労組が発足したのに続き、2番目に「サムスン・ウェルストーリー」が労組設立申告を終えて、初の記者会見を開いた。

 民主労総金属労組サムスン・ウェルストーリー支会(支部長イム・ウォンウィ)は12日午後2時、京畿道城南市(ソンナムシ)盆唐区(プンダング)九美洞(クミドン)の本社で発足の記者会見を開き、労組の設立理由や労働者たちの状況を説明した。1982年に創立したサムスン・ウェルストーリーは飲食サービス提供を専門とする企業だ。サムスングループ内の研修院などでの飲食サービス提供を始め、サムスン系列会社や病院、一般企業、官公庁、大学をはじめとする学校、百貨店などでサービスを提供している。全体職員は約3千人で、食材流通事業、オンライン事業をはじめ、中国やベトナムなど海外法人も置いている。

 今月6日、労組を設立したサムスン・ウェルストーリー支会は同日の記者会見で「サムスン・ウェルストーリー労働者たちも『サムスンマン』という看板のもと、犠牲を強いられ、過度な労働に苦しんでいる」と主張した。また、「業務の特性上、重い食材や調理道具を運搬したり、扱わなければならないが、ほとんど1人が担当しており、安全装備の支給も不十分だ。有機溶剤を利用して洗浄作業を進行する時さえも手袋をはじめとする最小限の安全装備が支給されていないため、安全事故と筋骨格系の疾患を患うケースが多い」と付け加えた。労組はまた、「無分別な組織再編により、通勤事情と住居地に関係なく、勤務地が頻繁に変わっており、強制的な転換配置の辞令に伴う困難を訴える労働者たちが増えている」と批判した。

 特に、労組は「労働者たちは顧客たちに食料を提供する業務を担当しているが、まともに食事もできないケースが数え切れず、多くの売り場で顧客の食べ残しで労働者たちが食事を済ませており、残った食べ物がない場合は食事ができない場合も多い」と主張した。

 これに対して、サムスン側は「法による正当な労組活動を保障するというのが会社方針だ。しかし、厨房の職員たちに安全装備は当然支給しており、我が社では有機溶剤を使っていないにもかかわらず、今日労組がこのような主張をするのは度が過ぎている」と反論した。

 同日の記者会見には金属労組のチョン・ギュジョン京畿支部長をはじめ、民主労働組合総連盟のチョン・ヘギョン副委員長、ウン・スミ元共に民主党議員、サムスン労働人権保護団のイ・ビョンチョン諮問委員(江原大学教授)、サムスン職業病被害の遺族と金属労組サムスン電子サービス支会の労働者らが出席した。

 一方、サムスン・ウェルストーリーは当初、エバーランドのFC事業部内に存在していたが、分社化を通じて別途の子会社として運営されている。持ち株はサムスン物産が100%所有しているとされる。

城南/キム・ギソン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:4/13(木) 7:25

ハンギョレ新聞