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教習車に高画質カメラ 運転の癖を映像でチェック 滑川自校

4/13(木) 21:32配信

北日本新聞

 高齢ドライバーの認知症チェックを厳格化する新免許制度の開始に合わせ、滑川自動車学校(滑川市菰原、高瀬豊校長)は、ドライブレコーダーより高画質の映像を撮影できるカメラを教習車に搭載した。映像を見て自らの運転の癖を把握してもらう狙いで、県内の各校で広がっている。滑川自校では高齢者をはじめ新たに運転免許を取得する人にも活用する方針で、13日に滑川署と合同で行った若者向け講習で初めて利用した。

 3月に施行された改正道交法では、高齢者の免許証の更新時などの認知機能検査で、結果によって、実車講習後に映像を使った個人指導を義務付けた。

 滑川自校では高齢者でも分かりやすいよう、より鮮明な映像をカラーで記録できる画素数の高いビデオカメラを3月に購入。教習車3台のダッシュボードに取り付けた。前方と運転手の様子を撮影でき、後からテレビ画面で見られる。高齢者講習では、6月から本格的に活用し始める。

 13日は滑川市内の事業所で働く20代の社員15人が、同校周辺の約10キロを交代で運転した。その後教室に戻り、それぞれの運転中の映像を確認し、気付いた点を指摘し合った。土肥勇士さん(24)=富山市山室荒屋新町=は「映像で見て初めて分かる癖がたくさんあった」と振り返った。

 県運転免許センター(富山市高島)によると、県内の他の自動車学校でもドライブレコーダー以外の撮影機器を導入する動きが広がっている。滑川署の堀田浩範交通課長は「運転技術の過信をなくすには有効。連携して交通安全教室などで生かしたい」としている。

北日本新聞社

最終更新:4/13(木) 21:32
北日本新聞